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ABCI-Qグランドチャレンジ

ABCI-Qグランドチャレンジ 2025 ポスター

ABCI-Q (Quantum-AI Hybrid Computing Infrastructure)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)が構築・運用する、量子・古典融合計算基盤です。2025年8月に運用を開始しました。 産総研は、莫大な演算能力によりはじめて可能になる量子コンピューティング分野の最重要課題や量子コンピューティング技術を活用した社会的重要課題への挑戦を支援するため、「ABCI-Qグランドチャレンジ」プログラムを実施します。 ABCI-Qグランドチャレンジは、計算ノード(H)のうち256ノード(1,024GPU)を最大48時間、1研究グループでの占有利用ができる公募型チャレンジプログラムです。

※「画像」をクリックすると、ポスター(PDF)が拡大表示されます。ご活用ください。

公募要領
概要
  • ABCI-Q (Quantum-AI Hybrid Computing Infrastructure)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)が構築・運用する、量子・古典融合計算基盤です。2025年8月に運用を開始しました。
  • 産総研は、莫大な演算能力によりはじめて可能になる量子コンピューティング分野の最重要課題や量子コンピューティング技術を活用した社会的重要課題への挑戦を支援するため、「ABCI-Qグランドチャレンジ」プログラムを実施します。
  • ABCI-Qグランドチャレンジは、計算ノード(H)のうち256ノード(1,024GPU)を最大48時間、1研究グループでの占有利用ができる公募型チャレンジプログラムです。
提供資源 こちらをご参照ください。
注意事項
  • 課題は公募制とし、個人、グループでの提案が可能です。
  • 各回とも、2課題程度を採択する予定です。
  • ノード障害への対応等、合理的理由により提供予定の資源の一部が利用できない場合があります。
  • 必要に応じて産総研との共同研究として実施していただく場合があります。
  • 採択課題については、申請内容を踏まえ、チャレンジ実施前にABCI-Q上で小規模なリハーサルや事前準備の機会を提供します。
  • 利用料金はリハーサルを含め無料です。ただし利用料金とは別に、1アカウントあたり4,000円の経費をご負担いただく場合があります。
  • ABCI-Qの利用にあたっては、「産総研・共用高性能計算機ABCI-Q利用規約」において定められる事項を遵守していただきます。
実施日程 本プログラムは年4回実施予定ですが、2025年度は2回実施します。

第1回
  • 公募開始: 9/16
  • 公募締切: 10/7
  • 採否通知: 10/14
  • チャレンジ実施期間: 10/28〜11/1
  • 成果報告会: 2026年1月頃
第2回
  • 公募開始: 11/4
  • 公募締切: 12/8
  • 採否通知: 12/22
  • チャレンジ実施期間: 1月下旬~2月中旬
  • 成果報告会: 2026年4月頃
応募 応募書類はこちらからご確認・ダウンロードいただけます。
応募書類に必要事項を記入し、申込期限までに下記メールアドレスに電子メールで提出してください。
提出先メールアドレス: M-abciq-gc-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)
審査結果は電子メールにて通知します。
課題/ 申請者の要件
  • 量子コンピューティング技術を活用した挑戦的な課題であること
  • ABCI-Q上で、最大256計算ノード(1,024GPU)を使用して大規模処理を実施することで画期的な成果を見込めること
  • チャレンジ実施の際にABCI-Q上で最大ノードを適切に使い切るために、あるいは長時間実行を行うために万全の準備ができる課題であり、そのために必要な体制を整えることができること
  • 申請者は国内の大学、公的研究機関、民間企業に所属する者であること
課題審査 課題審査は、ABCI-Qグランドチャレンジ実行委員会内の課題審査委員会が、書類審査とその結果に基づく討議により行います。主な審査項目は以下の通りです:
  • 課題が挑戦的であること
  • 量子・HPCハイブリッド計算、および量子計算の活用における画期的な成果が得られる見込みがあること
  • 学術的あるいは社会的なインパクトがあること
  • 計画の実現性、妥当性があること
  • 実施体制、実施計画があること
成果
  • 本プログラムで得られた成果は、原則として公開していただきます。
  • 成果公開の際には、「ABCI-Qを利用したこと」と「ABCI-Qグランドチャレンジプログラムによるものであること」を明記いただきます。
  • 得られた知的財産権は、原則として採択課題の実施者に帰属します。ただし、産総研との共同研究課題については共同研究契約に従います。
  • 目標の達成度に関わらず、課題終了後に以下の対応をお願いします。
    -実施報告書の提出(課題終了後1か月以内、所定様式)
    -成果報告会での発表(課題実施年度または翌年度に開催)
    -成果概要の提出(報告会に合わせて提出、所定様式)
  • ※提出いただいた成果概要は、産総研によるABCI-Qの紹介・広報活動に活用させていただきます。
研究成果を報告する場合の表記 本プログラムを利用して得られた成果を論文等で発表・出版する場合は、以下を記載してください。
-本プログラムの名称
日本語:産総研「ABCI-Qグランドチャレンジ」プログラム
英語:“ABCI-Q Grand Challenge” Program, the National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)

-謝辞の文例
日本語:産総研「ABCI-Qグランドチャレンジ」プログラムにより提供を受けた,量子・古典融合計算基盤(ABCI-Q)の計算リソースを用いた。
英語:This work was supported by computational resources of the Quantum-AI Hybrid Computing Infrastructure (ABCI-Q), awarded under the “ABCI-Q Grand Challenge” Program of the National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST).

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連絡先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)ABCI-Q グランドチャレンジ担当

〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央事業所つくば本部・情報技術共同研究棟
Eメール:M-abciq-gc-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)

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