PCPM'99
第2回 物質研 光反応制御・光機能材料 シンポジウム
平成11年3月16日(火)・17日(水) 工業技術院 筑波研究センター
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会議の趣旨
物質工学工業技術研究所は、科学技術振興調整費による中核的研究拠点育成制度に
基づくCOEプロジェクト『光反応制御・光機能材料』を平成9年度から開始しました。
COEプロジェクトは、特定の研究領域に集中的に人材、資金等を投入して研究体制を整備強化することにより、当該研究分野において世界をリードする研究成果の発信源となる研究機関の育成を図るものです。
COEプロジェクト『光反応制御・光機能材料』は、5年計画で重点的に研究を推進させる光反応制御分野と、この分野との連携により研究強化を図る光機能材料分野から構成されます。具体的には、光反応制御分野では光と物質との相互作用を解析し、
光反応制御の基本原理の解明を行います。さらに、それらの成果に基づいて効率的な
人工光合成システムやレーザーを用いた選択的物質合成、微細加工技術等を開発する
ことを目標としております。また、光機能材料の分野では光学素子や発光素子等の
光電子材料、光異性化材料や分子デバイス等の光反応性材料の開発を行うとともに、
光を用いる非破壊/微小領域材料計測技術について検討します。
今回、本研究活動の一環として、光反応制御・光機能材料分野における内外の一線
級の研究者を招聘して、昨年に引き続き、第2回物質研 光反応制御・光機能材料シンポジウムを開催する運びとなりました。本シンポジウムの目的は、物質研内外の研究者が一堂に会して、最新の研究成果を披露し、議論を交えることにより、当該分野の研究の更なる進展を図ることにあります。
本シンポジウムが関係各位多数のご参加を得て、
有意義な情報交換の場となりますことを希望致しております。-
開催要項
- 日時 平成10年3月16日(火)、17日(水)
- 場所 工業技術院筑波研究センター物質工学工業技術研究所
茨城県つくば市東1−1
- 各セッションの招待講演者
- セッション1)
- 光反応機構
- Prof. F. Willig (Germany)
- Prof. H. Nakatsuji (Japan)
- Prof. Y. Fujimura (Japan)
- セッション2)
- 光エネルギー変換
- Prof. R. Ziesse (France)
- Prof. S-E. Lindquist (Sweden)
- Prof. S. Yanagida (Japan)
- セッション3)
- 光・レーザー反応
- Prof. C.N. Afonso (Spain)
- Prof. K. Murakami (Japan)
- Prof. H. Koinuma (Japan)
- セッション4)
- 光機能材料
- Prof. D.D.C. Bradley (U.K.)
- Prof. T. Ikeda(Japan)
- Prof. S.B. Mendes (U.S.A)
- 参加費 無料
- 懇親会
- 日時・場所 3月16日18時30分 工業技術院厚生別館A食堂
- 会費 4、000円
- 使用言語 英語、日本語
実行委員会
- 委員長
- 立矢 正典, 工業技術院 物質工学工業技術研究所, 次長
- 副委員長
- 荒川 裕則, 同, COE特別研究室長
- 委員
- 中永 泰介, 同, 基礎部, 光反応機構班長
- 杉原 秀樹, 同, 有機合成化学部, 光エネルギー変換班長
- 矢部 明, 同, 首席研究官, 光・レーザー反応班長
- 南 信次, 同, 高分子物理部, 光電子材料班長
- 松本 睦良, 同, 分子工学部, 光反応性材料班長
- 小島 勇夫, 同, 計測化学部, 光材料計測班長
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