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2019年
発表・掲載 2019年1月11日
分子集積デバイス研究グループ 周 英 主任研究員、同部門 阿澄 玲子 副研究部門長らは、分散液を塗るだけで高導電率・高耐久性のカーボンナノチューブ(CNT)透明導電膜を作製する方法を開発しました。

これまでの成膜プロセスの限界を超えた幅広い用途に応用するには、高品質な膜の簡単で効率的な製造法の開発が課題でした。今回、わずかな量でCNTの分散剤とドーパントの両方の機能を示す高分子酸を用い、CNTの分散液を基材に塗布するだけで高導電性のCNT膜を作製する技術を開発しました。この技術により、高品質なCNT透明導電膜の製造プロセスが大幅に短縮されます。また、曲面や管の内面といった多様な基材上への成膜にも対応できます。溶剤は水やエタノールなど環境に優しいものから選択でき、数nmの極薄膜から数十μmの厚膜まで大面積膜を均一に成膜できるため、幅広い分野での応用が期待されています。 (詳細)

また、この成果は2019年1月9日(イギリス標準時間)、英国王立化学会の学術論文誌Nanoscaleに掲載されました。