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研究領域

部門長あいさつ

 
私たちの社会は、様々な情報処理機器と情報ネットワークによって支えられており、それらはいまや、電気や交通網と同じ、社会インフラ・生活インフラとなっています。

情報処理機器や情報ネットワークでは、情報処理は主に電子によって、情報通信は電子と光によって行われています。また、電子や光を通して情報の記録、読み出しが行われています。私たちの現実世界と情報世界を繋ぐものも電子と光です。様々なセンサが読み取る値は電子信号として情報機器に取り込まれます。最も取り込む情報量の多いセンサは、二次元の光を電子に変換するカメラです。一方、情報を私たちに伝えるディスプレイも電子と光が主役です。私たちの情報社会は電子と光の活躍によって成り立っているのです。

より安全安心な社会を築くためにも、情報社会を持続可能な形で発展させていくことが必要です。この目標に向け、私たち電子光技術研究部門では情報の処理、伝送、記録、センサ、ディスプレイ等の電子と光にかかわる技術の研究開発を進めています。また、光や電子の特性を生かした新たな科学技術分野の創出、省エネルギー社会の実現、医療や製造技術につながる技術の研究開発にも取り組んでいます。

例えば、ネットワークからインターコネクションまで、情報伝送のための光と電子の融合技術(光情報技術)、光パルスやプラズマを用いた医療・製造技術(光応用技術)、あるいは強相関電子系、超伝導材料、有機材料、化合物半導体等、電子・光技術の新たな応用の拡がりを目指した理論や材料、素子の研究開発(新原理エレクトロニクス)を推進しています。産総研内外の幅広い連携を構築し、将来の安全安心で持続的な社会に貢献するために、新しい電子・光技術の方向性を探りながら研究開発を進めてまいります。

電子光技術研究部門
部門長 森 雅彦