(2019/10/28追記)
講演会は終了いたしました。おかげさまで沢山の皆様にご参加頂きました。
ありがとうございました。
会期: 2019年10月16日(水)13:30〜17:30 (受付13:00〜)
会場: 機械振興会館ホール(地下2階)
東京都港区芝公園3-5-8
主催: 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
共催: 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
産業技術連携推進会議 環境・エネルギー部会
後援: (公社)化学工学会、(公社)日本化学会、(一社)産業環境管理協会、(一社)触媒学会、(一社)静電気学会
(法人別五十音順)
開催趣旨:
我が国が環境・エネルギー分野の中長期的な課題(環境負荷物質の排出削減、省エネルギーなど)を解決し、同時に高い国際競争力を獲得するため、既存技術の改良ではない革新的な技術開発が求められています。有望な解決策として、産業技術総合研究所では液相の化学プロセスの効率・選択性を極限まで高めたフェムトリアクター技術の開発を進めています。
フェムトリアクターは、エレクトロスプレー法によって液体をフェムトリットルレベルの極微小液滴に微細化し、その移動を電場で制御することにより、極微小液滴内で混合や加熱を制御して高選択的な反応場を実現する革新的技術です。
本講演会では、特別講演としてNEDOの研究開発戦略についてご紹介いただき、最新の研究成果報告としてNEDOエネルギー・環境新技術先導プログラムにおいて、企業と産総研が共同開発したフェムトリアクターによる合成制御技術について紹介いたします。
参加要項:
参加費:無料 |
定員:200名(定員になり次第締切) |
プログラム:
時間 | 講演名 | 所属 | 氏名 |
13:30-13:35 | 開会の辞 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所理事/エネルギー・環境領域 領域長 |
小林 哲彦 |
13:35-14:00 | 研究発表1 「フェムトリアクターによる省エネルギー・低環境負荷プロセスの設計」 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
脇坂 昭弘 |
14:00-14:25 |
研究発表2 「量子ドット蛍光体ナノ粒子合成法の開発」 |
日立化成株式会社 | 平谷 正彦 |
14:25-15:00 |
特別講演 「機能化学品の現状とフェムトリアクターへの期待」 |
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
技術戦略研究センター |
土肥 英幸 |
15:00-15:15 | 休憩 | ||
15:15-15:40 | 研究発表3 |
株式会社キャタラー | 内藤 功 |
15:40-16:05 |
研究発表4 「スーパーフェノール樹脂合成法の開発」 |
住友ベークライト株式会社 | 八月朔日 猛 |
16:05-16:30 | 研究発表5 「乳化剤を使用しない革新的フッ素樹脂合成法の開発」 |
ダイキン工業株式会社 | 加藤 丈人 |
16:30-16:55 | 研究発表6 「フェムトリアクター量産装置化技術の開発」 |
三菱ケミカルエンジニアリング株式会社 | 長谷川 貞夫 |
16:55-17:20 | 研究発表7 「フェムトリアクターによる反応制御と量産化に向けた要素技術開発」 |
日華化学株式会社 | 上田 香奈 |
17:20-17:25 | フェムトリアクターの普及に向けて |
フェムトリアクター実用化研究開発推進委員会 委員長 | 深尾 隆久 |
17:25-17:30 | 閉会の辞 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 環境管理研究部門 研究部門長 |
尾形 敦 |
問い合わせ先:
産業技術総合研究所 環境管理研究部門 研究発表会事務局
E-mail:emri-2019touroku-ml@aist.go.jp