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SUREコンソーシアムは、戦略的な"都市鉱山"の開発に取り組む、産業技術総合研究所(産総研)戦略的都市鉱山研究拠点=SUREと、企業、業界団体、政府機関等の連携組織です

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研究紹介

SUREの研究者の研究や成果についてご紹介します。

研究紹介

  • ①廃プリント基板からタンタルを回収する選別装置を開発

    複管式気流選別機

    世界で初めて、廃プリント基板からタンタルを純度80%以上で回収可能な量産型の選別装置の開発に成功しました。この選別システムは、メインの「複管式気流選別機」(写真)と、サブの「傾斜弱磁力磁選機」の2つの新しい物理選別装置を組み合わせた技術で、電子素子群を種類別に高純度で回収できます。

    [環境創生研究部門 大木達也 総括研究主幹]

  • ②アリーナソータによる廃製品の自動選別

    アリーナソータ

    廃製品をタンタルコンデンサの使用数や銅・貴金属などの有価金属の含有量に違いに応じて自動選別する「アリーナソータ」(写真)を開発しました。コンベア上を移動する物体の重量とレーザー3D計測器を使った測定によって得られる形状パラメータを用いた独自の演算処理により、物体を自動ソーティングします。

    [環境創生研究部門 資源選別プロセス研究グループ 古屋仲茂樹グループ長]

  • ③リサイクル対象選定のための資源利用可能性評価

    資源利用可能性評価

    各金属の資源リスクやマテリアルフローを分析することで、天然資源、再生資源それぞれの利用可能性を評価しています。そして、各金属に対する評価結果を統合することで、資源安定供給に向けてリサイクルが特に効果的な金属の選定を進めています。

    [安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ 畑山博樹主任研究員]

  • ④シンセシスのためのモデリング技術開発

    モデリング技術開発

    環境配慮設計(エコデザイン)の分野における諸問題を解決し、持続可能な次世代モノづくり及びコトづくりを実現するために、設計工学と計算工学を基盤として、社会システムから製造現場の作業に至るまで、設計製造に係るモデリング技術を研究しています。製造技術や情報技術の革新に伴う、新たな設計と製造のあり方の提案を行っています。

    [製造技術研究部門 増井慶次郎 研究部門付]

  • ⑤白金族金属分離における新規抽出剤の開発

    白金族金属の新規抽出剤開発

    白金族金属であるパラジウムの効率的な回収のため、スルフィドとN,N-二置換アミドを組み合わせた新規パラジウム抽出剤「チオジグリコールアミド」を開発しました。この抽出剤は従来型抽出回収剤と比べて、高い耐酸化性を示し、酸性水溶液に溶存しているパラジウムイオンを選択的かつ迅速にほぼ全量回収することが可能であります。また、従来型抽出剤に少量添加するだけでも、抽出時間を大幅に短縮することができます。

    [環境創生研究部門 資源精製化学研究グループ 成田弘一研究グループ長]

  • ⑥電解を利用した超硬工具からのタングステンのリサイクル技術

    タングステンのリサイクル技術

    タングステンは切削等に用いる超硬工具として主に使われています。従来のリサイクル法では、水溶液に溶解して不純物を除去し、純粋な化合物として回収したのち金属に戻す方法が一般的です。しかし、タングステンは非常に安定なため水溶液への溶解が困難という問題がありました。そこで我々は、溶融水酸化ナトリウム中での電解によりタングステンを容易に溶解させる技術を開発しました。この方法ではコバルトも同時回収できることから、タングステンリサイクルの大幅な効率化が期待できます。

    [環境創生研究部門 資源精製化学研究グループ 大石哲雄主任研究員]

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