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ライフゲームのお話


松田
こんにちは。ここではライフゲームのお話をします。 ライフゲームとは、数学者のコンウェイによって考案されたシミュレーションゲームです。 これは、生命体は周りが過疎でも過密でも個体の生存に適さないという考えをもとにしたものです。
???

まずは下の図を見てください。青い小さな点がちらばっていると思いますが、これが生命体と思ってください。
シミュレーション
初期生存率:
誕生:
維持:
シミュレーション
パターン例
世代:0
図の右側にいろんなボタンがあるかと思います。とりあえず『次の世代』というのを押してみてください。
変化しました!
いま、一つの点に着目しますと、上・下・左・右と斜め左上・左下・右上・右下の8つの点に囲まれていると考えられます。 次の世代を考えるときに、
A.なにもない点が青い点になるためには、この8つのうちいくつかが青い点であれば誕生する。
B.青い点がそのまま青い点でいるためには、この8つのうちいくつかが青い点であれば維持する。
C.上の二つの条件でないときはなくなる。
という法則をたてます。ふつうは、Aの条件での『いくつか』は3つ、Bの条件での『 いくつか』は2つもしくは3つというものです。
ちょっと分かりにくいのですが・・・。
具体的な例をお示ししたほうが分かりやすいかもしれません。先ほどの話の、Aの条件は3つ、 Bの条件は2つか3つというもので考えると、下の図の中心は、次の世代ではどうなるでしょう?
 
う〜ん・・・。
上のほうの図は右側にいろんなボタンがありましたけど?
初期値としてランダムに配置するようにしていますが、ライフゲームの典型的パターンというのもありますので、 それらを試せるようにしました。周りに3つあれば誕生・・・といった法則は自分でいくらでも設定できますよね。 ためしにいろいろ変化させてみてはいかがでしょうか。『連続』というボタンを押すと自動的に計算を続けます。
いろんな形がでてきたり、消滅してしまったりします・・・。
私は、このお話は一見複雑に見える現象でも、それを支配しているのは実は単純な法則 だったりするということを教えていると思っています。 この単純な法則をみつけるというのはおもしろいと思いませんか?
今日はどうもありがとうございました。

松田聡 博士(工学)
(独)産業技術総合研究所
男女共同参画室

専門・・・
化学工学・流動層工学・ほか

略歴・・・
大学卒業後、産総研の前身の研究所に就職、 現在(2009年3月)に至る。


このページは、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(http://ja.wikipedia.org/)の ライフゲーム(最終更新 2009年3月20日 (金) 02:35)を参考にさせていただきました。