Unit detailsMechano-Activated Materials Research Group
メカノ応答材料研究グループ
ソフトセンサーの実用化を通じ人口減少・高齢化社会への対応に貢献
ソフトロボットハンド用ソフトセンサーの実用化を目指し、カーボンナノチューブ・高分子センサー等の開発を行っています。また、触感評価による素材開発のための評価指針の構築を進めています。

研究テーマ
Research Theme
ソフトロボットハンド用ソフトセンサーの開発
人手不足の解消のため、たとえば食品業界では食品パッキング作業の省力化が求められています。ソフトロボットハンドによって物をつかむ作業の自動化では、つかむ作業の成否の判断が課題となっています。従来はさまざまなセンサーを組み合わせないと実現できず、コストが問題となっていました。そこで当グループでは、ソフトロボットハンド用ソフトセンサー(写真)の実用化を目指し、カーボンナノチューブ・高分子センサー等の開発を進めています。現在、物流において人の手で行っているピッキング等を自動化し、人口減少・高齢化社会への対応に貢献することを目指しています。

触感評価による素材開発のための評価指針の構築
部素材の特性は最終製品の感性価値の重要な要素です。しかし、部素材の特性と人の感性との相関は不明で、高機能素材を生活関連分野に展開する場合に定量的な価値が分かりません。そこで当グループでは、素材の材料物性・表面特性と感性評価から客観的な指標を新たに提案し、触覚的に「ここちよさ」を感じる素材製品の開発に貢献することを目指しています。

グループ員
Group Member
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研究グループ長
物部 浩達
Hirosato MONOBE
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主任研究員
杉野 卓司
Takushi SUGINO
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主任研究員
寺澤 直弘
Naohiro TERASAWA
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主任研究員
堀内 哲也
Tetsuya HORIUCHI
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主務:企画本部 研究評価室
主任研究員加藤 雄一
Yuichi KATO