産学官・国際連携推進部

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委託研究公募概要

ナノ粒子計測比較のためのプラットフォーム技術に関する調査研究

1.研究目的

 ナノ材料の産業利用を支える計測ソリューション開発コンソーシアム(略称:COMS-NANO)は、ナノテクノロジーの進展に極めて重要なナノ材料の評価手法・装置開発を オールジャパン体制で集中的に進めるべく、2013年6月1日に発足した。現在、分析計測機器メーカー5 社と産総研にて活動を進めている (参考URL:http://coms-nano.jp/coms-nano/)。
 第1期(2013-2015年度)は、欧州を中心に進展しているナノ材料規制に対応すべく、ナノ粒子のサイズと濃度分布の計測・評価手法とそのための計測装置の共同開発を進めている。 計測装置は、分級装置を中核として、電子顕微鏡をはじめとする複数種類の計測手法・装置を組み合わせた構成となっており(装置構成などについては上記のURL にて公開している)、 ひとつの試料を複数の計測装置で評価できるようになっている。しかし、各々の計測装置で得られた結果の表記方法は異なっていて単純な比較ができないため、相互比較方法の確立が喫緊の課題となっている。 そこで本調査研究においては、各計測装置から得られる計測結果を相互比較するためのプラットフォーム技術について調査し、本コンソで用いられている計測装置に対して有効なプラットフォーム (データ形式、データ項目など)を提言することを目的とする。

2.研究概要

  • 本コンソで用いられている計測装置(電子顕微鏡、原子間力顕微鏡、小角X 線散乱、動的光散乱、単一粒子質量分析)から得られるナノ粒子測定データ (画像や散乱信号強度グラフ、またそこから得られた粒子分布データなど)を相互比較するためのプラットフォーム技術について調査し、提言を行う。
  • 上記計測装置が出力するデータ形式は、顕微鏡系では2 次元画像、それ以外では1 次元系列情報と大きく異なる。 さらに系列情報の項目も角度、周波数、電圧などとすべて異なっている。本調査研究においては、共通データ環境で比較できるようなプラットフォーム (データ形式)について調査し、本コンソの目的に最適な構造を有するデータ形式について提言を行う。
  • 計測データの相互比較においては、計測条件だけでなく、試料調製の条件やデータ処理条件などのログ情報管理が必須である。 プラットフォーム(データ項目)には計測結果のデータだけでなく、それらのログ情報が洩れなく載せられる構造を有すること。
  • 提言するプラットフォームにおいては、本コンソで用いられている計測装置以外の計測装置にも対応できるような データ構造の柔軟性を有していることも望まれる。

3.応募方法

3−1.応募書類
 応募者は本公募要領及び提案書様式に従い応募書類を作成し、公募期間の平成27年7月22日から平成27年8月20日(締め切り日の17時まで)までの間に、 下記の提出先まで送付又は提出してください(電子メール又はファクシミリによる提出は受け付けません。)。
 なお、応募書類は次の資料としてください。
(1)提案書受理票 1部
(2)提案書 2部(正1部、写1部)
(3)会社等経歴書 2部
(大学・研究機関にあっては、会社等経歴書の代わりとして、経歴の記載のあるパンフレット等でも差し支えありません。)
(4)財務諸表 2部(直近の2年度分)
(5)研究経歴書 2部(研究代表者分)
(6)提案書の電子媒体 1部(MS-Word形式のテキスト文としてCD-ROMに保存)

公募要領 【PDF形式:131KB】
提案書様式 【Word形式:263KB】

3−2 提出先
〒305‐8568 茨城県つくば市梅園1‐1‐1 中央第2
国立研究開発法人産業技術総合研究所 つくばセンター
イノベーション推進本部 産学官・国際連携推進部 プロジェクト支援室 委託チーム

4.担当の研究部門等

物質計測標準研究部門 藤本 敏行 (E-mail:t.fujimoto●aist.go.jp) ※●は@

5.その他

5−1  契約条項
契約条項は原則として変更いたしませんので、受託を希望される方は契約書雛形を熟読したうえで応募してください。

5−2  暴力団排除の取り組み
受託を希望される方は暴力団排除に関する誓約事項を承諾したうえで応募してください。

連絡先

イノベーション推進本部 産学官連携推進部 プロジェクト支援室 (委託チーム)

pj-kuni-ml@aist.go.jp