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高速かつ簡便に細胞を識別する技術を開発

赤木 祐香研究員、森 宣仁研究員、髙山 祐三主任研究員、木田 泰之研究グループ長らは立命館大学 川村 晃久教授と共同で、細胞の種類や活性化の状態を簡便に識別する顕微鏡システムを開発した。
今回、高速回転する2枚のガルバノミラーを使ってレーザー光を高速に走査させる技術と、生体情報であるラマンスペクトル情報を取得するラマン分光法を組み合わせた、ペイント式ラマン分光顕微鏡システム(Paint Raman Express Spectroscopy System, PRESS)を開発した。PRESSは数秒間のレーザー照射で細胞全体のラマンスペクトル情報を取得することができる。
また、膨大なスペクトル情報を人工知能(AI)で計算させることで、細胞の種類や活性状態、薬剤の反応などを高速かつ簡便に識別できるようになった。したがって本技術は、創薬スクリーニングでの薬剤判定や再生医療での細胞加工、バイオ燃料開発、スマートセル産業における物質生産への貢献が期待される。なお、この技術の詳細は、2021年04月23日にScientific Reportsに掲載されました。
(doi:10.1038/s41598-021-88056-3)

PRESSと人工知能により、細胞の種類や状態を簡便に識別することができる

投稿論文
論文タイトル:Non-invasive cell classification using the Paint Raman Express Spectroscopy System (PRESS)
著者:Yuka Akagi, Nobuhito Mori, Teruhisa Kawamura, Yuzo Takayama, Yasuyuki S. Kida* (* corresponding author)
掲載紙:Scientific Reports, 11, 8818 (2021)
DOI: 10.1038/s41598-021-88056-3
URL: https://www.nature.com/articles/s41598-021-88056-3

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