研究部門紹介

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研究部門長挨拶

研究部門長 戸井 基道

私たち細胞分子工学研究部門は、生体情報から細胞・分子、組織や個体機能解析に至るライフサイエンスのキーテクノロジーを先導してきた研究センター群を前身とし、各センターで養われた特筆すべき技術のさらなる深化とそれらの融合を推進する研究組織を目指してスタートしました。現在は、つくばと東京お台場の2拠点に、7研究グループと1連携研究室に研究開発要素を集約した体制としています。

各グループでこれまで培われてきた知見と技術を結集し、先進的医療技術や創薬開発の礎となる生体分子や細胞の解析・測定技術の開発、バイオものづくり技術の開発、細胞や個体の機能維持に資する天然物由来成分や食機能の科学的エビデンスの創出などを通し、健康的な長寿社会の確立に貢献する研究組織を目指しています。

国を代表する研究機関の1つに含まれる組織としては、喫緊の課題に対応すべく実社会で活用される技術の導出と、将来の我が国の経済発展と健康社会を支える基盤技術の熟成を、両睨みで取り組まなければならないと思っています。しばらくは試行錯誤を繰り返しつつになりますが、二兎を追うことで失敗する可能性を恐れず、世界を変えられる先進的な技術開発を社会に導出することに挑戦します。

コロナ過の終わりが見えつつあるこの2023年4月からは、細胞分子工学研究部門として4年目となります。これまで以上に部門内の融合と人材育成・活用を促進し、さらなる高みを目指して職員一同切磋琢磨して参ります。引き続き皆様からの暖かいご支援と厳しいご評価、叱咤激励をどうぞよろしくお願いします。

研究部門長
戸井 基道

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