産業技術総合研究所 中国センター

岡山県工業技術センター

分野 化学
有機材料診断
機器名 2軸押出機
製造所名と形式 (株)日本製鋼所 TEX30α-42BW5V
装置の概要 高分子材料を可塑化溶融し、異種材料のブレンドやフィラーなどの混練を行う装置。同方向回転の2本のスクリューにより混練を行うため、熱伝導がよく混練効率が良好で、均一な分散状態の材料が調製できる。また、モノマーグラフト反応による材料の改質などにも用いることができる。スクリューはセグメント化されており、目的に最適の組合わせを選択できる。

[用途]
・炭酸カルシウムなどの粉体粒子を配合した熱可塑性プラスチック複合材料の調製
・高濃度マスターバッチの作製
・ポリマーブレンド材料の調製
・モノマーグラフトなどによる改質
仕様・構成 (シリンダー径)32mm
(スクリュー径)30mm
(L/D)42 [シリンダー長さ 1,344mm]
(最大回転数) 524rpm
(バレル最高温度)400℃
(ベント数)2ヶ所
(フィーダー)主フィーダー、サイドフィーダーともに重量制御可能
設置年度 1998(平成10)年度
担当窓口 岡山県工業技術センター
(086-286-9600)
料金 1,300円/時間
備考
全体写真 全体写真