産業技術総合研究所 中国センター

広島市産業振興センター工業技術センター

分野 計測・分析 、 材料
有機材料診断 機械的
機器名 ビッカース硬度計
製造所名と形式 (株)フューチュアテック FV810ARS型
装置の概要 ビッカース硬さを測定するための装置です。ビッカース硬さとは、ピラミッド(正四角錐)型のダイヤモンド圧子を、硬さ測定したい対象に先端から押し当てて、出来たくぼみの大きさを評価する試験になります。圧子を押し込む力が同じであれば、硬い材料ほどくぼみは小さくなります。鉄鋼をはじめとする金属材料から非常に硬いセラミックス材料の硬さ測定方法として幅広く用いられています。
本装置では、X-Y電動ステージをPC制御することで、試験片平面上の硬さ分布の調査を行うことができます。例えば、熱処理の硬化層深さや溶接における熱影響の調査を行う際に役立ちます。
仕様・構成 試験力:9.807N、19.61N、29.42N、49.03N、98.07N、196.1N、394.2N、490.3N
対物レンズ:×5、×10、×20
接眼レンズ:×10
試料台:X-Y電動ステージ(X50mm、Y50mm)
PC制御による自動負荷、半自動圧痕計測が可能
設置年度 2017(平成29)年度
担当窓口 広島市工業技術センター
(082-242-4170)
料金 設備使用料:300円/時間
備考 (公財)JKA補助対象機器
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