ナイロン6と66の定性分析

事例No.

YS-0012

概要

ナイロンの熱分解物をGC-MSで分析することにより、ナイロン6と66の定性分析を行った。

お困りごと・要望

ナイロン6かナイロン66かFT-IRでは判別がつかない。ほかに方法はないか。

事例提供機関

(地独)山口県産業技術センター
経営企画室宮崎翔伍

研究者・グループ名鑑

事例に関するお問い合せ

サンプル

ナイロン

分析方法

ナイロンを熱分解GC-MSにより、熱分解物のマススペクトルを得た。

分析結果

ナイロン6はε-カプロラクタムのマススペクトルが得られ、ナイロン66の場合は得られなかった。以上のことから、熱分解GC-MSでε-カプロラクタムが観測されるときはナイロン6であることが分かった。

関連装置