樹脂中の異物分析

事例No.

YS-0007

概要

樹脂に混入した異物(無機物)の分析を行った。樹脂を高温の電気炉で燃焼後、残渣を蛍光X線にて分析した。

お困りごと・要望

樹脂に混入した異物を調べたい。
成形品の強度低下の原因を調べたい。

事例提供機関

(地独)山口県産業技術センター
環境技術グループ宮崎翔伍

研究者・グループ名鑑

事例に関するお問い合せ

サンプル

樹脂ペレット、樹脂成形品

分析方法

燃焼用電気炉で600℃以上で樹脂を酸化分解させ、残渣の定性分析を蛍光X線により、定量分析を燃焼前後の重量分析により行った。

分析結果

異物は予想通りの無機物であり、重量は数%だった。

関連装置

コメント

樹脂中の無機物が600℃以下で分解、相転移する可能性のある場合はソックスレー抽出にて樹脂を溶解させ、無機物を回収する。

適用可能な材料

樹脂・有機物全般