産友会メールマガジン第46号 【CNT(カーボンナノチューブ)関連技術】
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産総研中国センター友の会(産友会)メールマガジン
【第46号/ 2015.10.30発行】
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【特集:CNT(カーボンナノチューブ)関連技術】
産総研で開発されたスーパーグロース法によるSWCNT(単層カーボンナノチューブ)の量産化プラントが日本ゼオン(株)の徳山工場で11月に竣工するなど、いよいよ実用化の段階に入ってきたCNTですが、本格的に普及させるためには今後の応用展開が重要です。本号では、CNTを巡るこれまでの動きを取り上げてみました。
(省庁HP、報告書等)
■ナノマテリアル情報提供シート
経済産業省が収集したナノマテリアル関連情報です。各CNTメーカのCNTの特性や安全データなどが載っています。
■低炭素社会を実現するナノ炭素材料実用化プロジェクト
本プロジェクトは平成22~28年度にNEDOにより実施されています。カーボンナノチューブをはじめとするナノ炭素材料と既存材料を混合することで、今までにない革新的な材料の開発に取り組むとともに、安全性・分散体評価技術を開発することで、産業界における実用化の加速を目指しています。
■ナノマテリアル安全対策調査事業報告書
(株)三菱化学テクノリサーチによる本報告書には、ナノマテリアルの製造や消費レベルでの使用状況、学術論文等で報告された安全性情報や各国の規制動向の調査結果が記載されています。
■解説「ナノマテリアルに関する世界の法規制動向」と、ナノ安全の問題はなぜ難しいのか?
ナノ材料の安全性について、国内省庁の動向、海外のナノ材料の法規制対応の現状、ナノ安全の問題が難しい理由などが示されています。
■TIA-nano オープンプラットフォーム カーボンナノチューブ
つくば発の新素材「単層カーボンナノチューブ」の工業的量産技術開発とその早期実用化に向けた複合材料開発のための基盤研究および新規技術によるイノベーションに不可欠な安全性評価技術の確立を目指しています。
■TIA関連特許情報 カーボンナノチューブコア研究領域
TIAがまとめた資料であり、カーボンナノチューブコア研究領域の技術の全体動向を概観し、バックグラウンドIPについて整理し、技術全体とバックグラウンドIPについて比較しています。
(産総研関係)
■ミクロのトンネル発見!?
本記事には、飯島澄男氏によるCNT発見の経緯や、その構造、特性、応用分野などが分かり易く解説されています。
■ナノチューブ実用化研究センター
当研究センターでは、民間に技術を橋渡しすることを前提としたCNT合成技術、分散・複合化などの用途を支える共通基板技術・評価技術を開発しています。CNTの実用化を加速し、日本発のCNT産業の創出を支援するのが目標です。
■ナノ材料リスク評価(評価書,手順書,ガイドライン)
2006年6月に始まり2011年2月末に終了したNEDOの研究プロジェクト「ナノ粒子特性評価手法の研究開発」では、代表的なナノ材料である「二酸化チタン(TiO2)」、「フラーレン(C60)」、及び「カーボンナノチューブ(CNT)」を対象としたリスク評価書が策定されました。
■大量生産で単層カーボンナノチューブの研究開発を加速
産総研は、日本ゼオン株式会社の協力を得て、スーパーグロース法による高純度単層カーボンナノチューブの大量生産設備の開発を進め、一日あたり600gの生産能力を実現しました。
■カーボンナノチューブ集積化マイクロキャパシターを開発 -アルミ電解コンデンサーと同等の性能で体積を1/1000に-
産総研は、アルミ電解コンデンサーと同等な性能を持ちながらも体積が1/1000となる超小型のカーボンナノチューブ(CNT)集積化マイクロキャパシターを開発しました。
■長期安定性を示すカーボンナノチューブ透明導電膜を作製 -実用化レベルに近い導電性と長期安定性を両立-
産総研は、CNTを用いた透明導電膜の導電性の長期安定性を飛躍的に改善する技術を開発しました。CNTの柔軟な性質を生かしたフレキシブルな導電部材として、タッチパネル、センサー、フレキシブル太陽電池、ウェアラブルエレクトロニクスなどへの応用が期待されます。
■衣類のように柔らかく、しかも丈夫なトランジスタを開発 -ハイヒールで踏んでも洗濯しても壊れない-
産総研は、衣類のように柔らかく、さまざまな負荷(伸縮、曲げ、ねじり、圧縮、衝撃)をかけても壊れないトランジスタを開発しました。将来的には、生体センシングシステムなど、医療用ヒューマンモニタリングエレクトロニクスへの応用が期待されます。
■二種類の原子が交互に並んだ原子の鎖を初めて合成 -次世代ナノ材料開発の新たな一歩-
産総研は、カーボンナノチューブ内部の微細空間にヨウ化セシウム(CsI)を閉じ込めることで陽イオンであるセシウムイオン(Cs+)と陰イオンであるヨウ素イオン(I-)が交互に一列に並んだイオン結晶性のCsI原子鎖を合成しました。このCsI原子鎖は三次元のCsI結晶とは異なる光学特性を示すため、新しい光学デバイスへの応用が期待されます。
(その他)
■カーボンナノチューブ
飯島澄男氏によるCNT発見の経緯、構造、応用例などが記されています。
■炭素材料学会
本学会は、炭素材料全般にわたってその基礎科学と応用について広く研究成果の普及と関連技術の発展を目的としている学会です。
■Shigeo MARUYAMA's カーボンナノチューブとフラーレン
CNTに関する様々な情報が掲載されています。
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