産友会メールマガジン第32号 【水素の利活用関連技術】
|
☆☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
産総研中国センター友の会(産友会)メールマガジン
【第32号/ 2014.08.29発行】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆☆
(注)本メルマガはテキスト形式で送信しています。お使いのWEBブラウザーやメールソフトが自動的にリンクを変換してくれますが、全部を変換できないことがあります。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【水素の利活用関連技術】
水素は単位重量あたりの発熱量がガソリンの約2.7倍と大きく、燃焼しても水しか排出されない究極のクリーンエネルギーです。しかし、民生用のエネルギー媒体として用いるためには、貯蔵や輸送、変換等に関して様々な課題に取り組む必要があります。本メルマガ20号(2013年8月)では、「水素発生技術」を特集しましたが、本号では、水素の「利活用関連技術」についての研究開発動向をご紹介します。
(総論)
■水素・燃料電池について
平成25年10月に開催された総合資源エネルギー調査会基本政策分科会における本資料には、水素エネルギーの意義、水素の利用段階・製造段階・貯蔵輸送段階、今後の対応の方向性などが記されています。
■NEDO水素エネルギー白書
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)により今年7月に取りまとめられた本白書には、水素エネルギーを取り巻く国内外の情報が体系的にまとめられています。
(研究組合など)
■水素エネルギー製品研究試験センター
本センターは、水素関連製品の性能や信頼性を評価する第三者機関として、中小・ベンチャー企業等の研究開発・製品試験を支援することにより、水素エネルギーの実用化、水素エネルギー新産業の育成を目指しています。
■水素供給・利用技術研究組合
本研究組合は、水素供給インフラの社会的受容性と事業成立性の検証や課題解決のための実証研究を行っています。
(水素吸蔵材料)
■燃料電池自動車用水素貯蔵技術の現状と将来展望
本解説では、3種類の水素貯蔵物質(高解離圧水素吸蔵合金、無機系物質、炭素系物質)について、その特性などを紹介しています。
■燃料電池自動車のカギ、水素貯蔵のしくみ
高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、水素が金属中に貯蔵される基礎的なメカニズムを解明するため、高強度中性子全散乱装置(NOVA)をJ-PARCの物質・生命科学実験施設に建設しました。
■希土類金属水素化物の結晶構造の一般則を確立 -水素吸蔵材料の設計指針に重要な知見を提供-
高輝度光科学研究センターは産総研などと共同で、希土類金属水素化物が水素濃度によって取りうる結晶構造の一般則を、大型放射光施設SPring-8の高輝度X線を用いて世界ではじめて確立しました。
■水素エネルギー社会の実現を目指して -水素貯蔵機能の開発-
広島大学、産総研などが参加した、NEDO「水素安全利用等基盤技術開発プロジェクト」においては、軽元素であるリチウム、カーボン、マグネシウムを主成分とする水素貯蔵材料の開発研究を行いました。
(水素ガスセンサ)
■調光ミラー薄膜を用いた水素ガスセンサ
産総研は、加熱なしで水素の検知ができ、水素にだけ反応すること、検知部では光のみを用い電気的な回路がないこと、100%から1ppmという広い検知範囲をカバーできることなどを特徴とするセンサを開発しました、
http://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/aistinfo/aist_today/vol10_11/vol10_11_p15.pdf
■広い濃度範囲の水素漏れセンサの開発-水素関連施設等の安全性・信頼性の確保へ-
産総研は、MEMSの加工技術を用いてマイクロ素子を作製し、セラミックス触媒をマイクロ素子上に集積する技術を開発することで、センサ素子の感度と耐久性を大幅に向上させることに成功しました。
(その他)
■水素を常温で「液化」、大量水素社会へつながるか
千代田化工建設は、2013年に同社の子安オフィス・リサーチパークに有機ケミカルハイドライド法による「大規模水素貯蔵・輸送システム」実証実験用のプラントを建設しました。
■水素で金属材料の強度が向上 -水素脆化の常識を覆す新発見-
産総研は、水素が金属材料の疲労強度特性を低下させる「水素脆化」という、過去40年来、ミステリーといわれてきた現象を解明する重要な発見をしました。
■水素ガスバリア性の高い複合材料を開発 -航空機・ロケット・車用の水素タンクに応用が可能-
産総研などは、これまでの材料と比較して水素ガスバリア性が100倍以上ある、粘土膜と炭素繊維強化プラスチック複合材料を積層した材料を開発しました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【事務局より】
本メルマガの特集テーマのご提案やその他のご要望、また技術相談等のお問い合わせがございましたら、下記の様式をメールに貼り付けて、事務局アドレスまでお気軽にご投稿下さい。必要に応じて、担当のイノベーションコーディネータより返信させていただきます。
----- お問い合わせ内容 -----
○特集テーマのご提案:
○技術相談の概要:
○その他本メルマガに関するご要望、ご意見等:
○氏名・所属(任意):
----- ここまで
(独)産業技術総合研究所 中国センター 中国産学官連携センター
産友会事務局 E-mail:afc-jimu-ml@aist.go.jp
TEL:082-420-8245、FAX:082-420-8281
|