産友会メールマガジン第15号 【画像処理関連技術特集】
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産総研中国センター友の会(産友会)メールマガジン
【第15号/ 2013.03.30発行】
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【画像処理関連技術特集】
コンピュータを用いた画像処理技術は以前から利用されてきた技術ですが、最近ではサーバー上で処理を行うクラウド対応のものや、画像入力装置の小型化、高性能化に伴い、様々な分野での利用が進みつつあります。そこで、本号ではこの画像処理関連技術の最近の研究開発動向に焦点を当てることにしました。
■工業用視覚システム、その応用とツール
この総説では、目視に代わるマシンヴィジョン(コンピュータビジョンを機械、ロボット、品質検査などに適用すること)の工業的な応用例について網羅的にまとめるとともに、その開発のためのソフトウェアやハードウェアについて紹介しています。
■ロボットビジョンにおけるモデルベースでの認識
本論文はロボットビジョンのためのモデルベースでのオブジェクト認識アルゴリズムの比較調査結果を紹介するとともに、特徴抽出、モデリング、およびマッチングについて詳細な検討を行っています。
1986年の論文ですが、画像認識のポイントを押さえるのに役立つかも知れません。
■SUSAN---低レベル画像処理の新規な方法
この論文では端や角(かど) の検出や雑音低減のような低レベル画像処理のための非線形フィルタリングを用いた新規な方法を提言しています。この方法は正確で雑音に強く高速に作動するという特徴を有しています。
■テクスチャ解析方法 - レビュー
本レビューは、磁気共鳴画像テクスチャの定量化に関するCOST B11 アクションの管理委員会委員長であるリチャード博士のリクエストにより作成されたもので、デジタル画像をテクスチャ解析するための方法について紹介しています。
■モバイル用プレゼンテーションカメラの開発
本論文では、パソコンに USB 端子で接続して使用する方式のオートフォーカス機能を備えたモバイル用プレゼンテーションカメラの開発について紹介しています。
■医用画像の利用技術に関する特許出願技術動向調査報告書
特許庁は平成24年4月に平成23年度の標記報告書を発行しました。この報告書は、①医用画像の利用技術の技術俯瞰、②医用画像の利用技術に関する特許動向調査、③医用画像の利用技術に関する研究開発動向調査、④政策動向調査、⑤市場環境調査、⑥総合分析の 6つの章で構成されています。
■クラウド上で画像解析システムを容易に構築
産総研では大量のデータの複雑で高速な処理が必要な衛星画像解析システムをクラウド(クラウドコンピューティング)上で容易に開発できる、画像解析ワークフローソフトウエア「Lavatube 2」を開発しました。Lavatube 2 による衛星画像を利用した研究開発の支援により、社会・科学に有用な新たな知見が得られる情報基盤を容易に構築することができるため、衛星画像などの地理空間情報の利活用の促進が期待されています。
■人間の目を持つロボット
産総研では2~3台のビデオカメラを人間の視覚受容器である目として使い、その目がとらえた画像情報から物体認識を行うアルゴリズムを、人間の脳の中での画像処理方法に代わるものとして研究開発しました。
■カメラ映像から異常動作をリアルタイムで自動検出するソフトを開発
-監視カメラの自動化に向けて大きく前進-
産総研では産総研独自の画像認識技術を用いて、カメラ映像から異常動作をリアルタイムで自動的に検出するソフトを開発しました。これまでにわれわれは、「 CHLAC 」(立体高次局所自己相関特徴法)という計算方法を考案し、それに基づきカメラ映像中からの人物識別や、異常行動の検出などを行うための基本技術を開発し、優れた性能が得られることを確認しました。
■動的視覚情報処理に関する研究
産総研ではマニピュレータ、移動機構、視覚装置を有する移動ロボットを開発し、行動と密結合が可能な移動ロボット用視覚情報処理について検討を加えて画像処理システムを開発しました。
■第69回ロボット工学セミナー「ロボットに利用できるコンピュータビジョン技術」
産総研では昨年5 月、コンピュータビジョン分野の最新トピックスについて、基礎アルゴリズムから応用まで失敗談・技術導入時のポイント、実世界への適用・応用可能性について、初学者にも分かりやすく解説したセミナーを開催しました。
■VocaWatcher(ぼかうお)
産総研では市販ソフトウェアのfaceAPI ver.3.2.6 を使用して、ビデオ画像の画像処理を行って、人間の顔を検出し、でヒューマノイドロボットの自然な顔動作パラメータを自動生成しました。
■スキャナーによる岩石類の観察
産総研では岩石資料をパソコンのスキャナーを用いて観察する手法について、具体的な手順、方法を分かりやすく解説した資料を作成しています。この岩石の断面の観測手法は岩石のみならず、コンクリートコアの断面等の記録や観察方法として利用できるのではないでしょうか。
■遠隔画像診断システムの開発と実用化の方策
産総研では大学等と共同で、医療機関で撮像された3次元画像情報をネットワーク伝送し、画像処理および実体モデル化することにより臨床診断の精度を飛躍的に向上させる遠隔医療システムを開発することを目標として研究を行っています。
高信頼画像情報処理および距離情報を用いる三次元物体認識
産総研では文字・図形認識アルゴリズムの開発、汎用的な画像処理技術、次いで蓄積した技術を活かした統合的な認識技術へと研究を展開しています。本記事では 1970年代から2000年代にかけて産総研において行われた画像処理研究を「アウトカム(*1)」の観点から紹介しています。
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