産友会メールマガジン第12号 【web利用技術】
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産総研中国センター友の会(産友会)メールマガジン
【第12号/ 2012.12.28発行】
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【特集】web利用技術
近年、webを利用した各種の情報系技術の開発が進んできており、サーバー上のデータを利用するという従来からの利用形態からさらに進んだ様々な利用方法が開発されてきています。12月号ではこうしたwebを利用した情報系の技術に焦点を当てて、最近の関連技術の進展についてご紹介しようと思います。
■モバイルユビキタスセンサーネットワークとRFIDのためのサービスフレームワーク
モバイルコンピューティングにおける最近の研究では、RFID(無線ICタグ)とWSN(無線センサーネットワーク)が将来のキーとなる技術であるとされています。この論文では、モバイルRFIDとWSNのデータの集合の間の相互作用と提議されるフレームワークWISSEとそのサービスについて紹介しています。
■ユビキタスセンサベースに基づく人間行動のモデル化とユーザー状態の時空間表現を用いた認識
この論文では、状態シーケンス記述スキームを用いたユーザーの活動支援を行うシステムを提案しています。この方式は、各状態はユーザーと現実世界のオブジェクトの間の時空関係として記述されています。種々の埋め込まれたセンサーと無線ICタグ(RFID)の付いたオブジェクから構成される実験的な建物を開発し、この方法がユーザーの時空間系を取得するのに有効であることを確認しました。
■科学博物館におけるユビキタスセンサによる人々の軌跡の解析
本論文では、無線ICタグ(RFID)リーダーからの情報を用いて、科学博物館における訪問者の位置、訪問パターンおよび人と人の関係を調べる研究について報告しています。訪問者動作を20のRFIDリーダーを用いて観察し、近くのタグの距離を測定して、訪問者の訪問パターンを解析しました。
■ユビキタスセンサネットワークのための低消費電力音声分類
本論文では、聴覚系のモデルから派生した新機能を紹介しています。メル周波数ケプストラム(MFCC)と新しい特徴の特性を比較した。これらの新特徴は、低消費電力センサーネットワークに最適化された低消費電力アナログVLSI回路で実装することができることを示しています。
■セマンテックWebを利用した加工工程決定支援システム
松江工業高等専門学校の越田氏等による本論文では、生産工程管理に関し、セマンテックWebを利用したリアルタイムでの進捗管理などの生産工程管理システムを構築し、製品毎の加工工程決定の自動化について紹介しています。
■中堅企業のためのWeb利用各種業務管理システムの構築プロジェクト
ドイツのBMWi(経済技術省)は、中堅企業のためのインターネットを用いた自律的でシミュレーションに基づくシステムの構築を目指す技術開発プログラム(AUTONOMIK)を推進しており、監視・制御、ロジスティック、ロボット、輸送などの14分野に関するプロジェクトが実施されています。
■クラウド上で画像解析システムを容易に構築
産総研では、複雑なプログラミングが必要な衛星画像解析システムをウェブブラウザで容易に構築できる画像解析ワークフローソフトウエア「Lavatube2」を開発しました。今回、開発したLavatube2は、さまざまな画像解析処理を行うプログラムをアイコンとして表現し、ウェブブラウザ上でそれらのアイコンを結びつける操作を行うことで、簡単かつ直感的に画像解析システムを構築できるという特徴をもっています。
■DanceReProducer:Web上の音楽動画を再利用して新たな音楽動画を自動生成するN次創作支援システム
産総研では、早稲田大学と共同して、既存の音楽動画の映像部分を、新たな別の音楽に合うように切り貼りして映像を自動生成し、かつインタラクティブに編集できるシステムDanceReProducerを実現しました。
■盗聴やフィッシング詐欺などを防御する認証技術の開発と国際標準化
産総研では、高い安全性をもつパスワード認証を、従来よりも少ない計算量(従来の1/2~1/3程度)で行える方式を開発しました。今回開発した方式は、2012年6月にインターネット技術の国際標準化団体IETF(Internet Engineering Task Force)により効率のよいパスワード認証に関する新たな規格:RFC
6628として承認・発行されています。
■インターネット上の楽曲の中身を自動解析する音楽鑑賞システム
産総研では、インターネット上にある楽曲の中身を自動解析できる音楽理解技術を開発しました。この技術を用いて、楽曲の可視化機能やサビ出し機能を使用しながら、より能動的で豊かな音楽鑑賞ができる能動的音楽鑑賞サービス「Songle(ソングル)」(http://songle.jp)を2012年8月29日に一般公開し、実証実験を行っています。
■イベント空間情報支援プロジェクト
産総研では、2003年より本プロジェクトに参加し、主にWeb支援システムの研究開発を担当してきました。開発したシステムはユーザーを支援するだけでなく、他のコミュニティ支援システムのプラットフォームとしても機能し、国立情報額研究所や東京大学等の様々な研究組織が開発したシステムの基盤として利用されました。
このリンク先の最後にある記事がここでご紹介した『イベント空間情報支援プロジェクト』に関する記事となっています。
■マルチメディアを「声で探す」検索システムをインターネット上で実証公開
産総研では、マルチメディアコンテンツを音声により直接検索する技術を開発し、音声検索システムの実証サイト(http://www.voiser.jp)を公開した。この技術を用いれば一般的なブラウザー画面から音声でも直接検索でき、家庭や会社でも、マルチメディアなどの音声情報が効率的に検索可能になります。
■低コストな電力可視化システム
産総研では、電力データ収集サーバー上に蓄積されたデータベースから電力使用量をダウンロードし、ユーザーが視認できるようにしました。データ収集サーバーからのダウンロードにはシンプルなRESTプロトコルを策定しており、Webアプリケーション等のアプリケーションの接続が可能で、このサービスにより、30分単位での電力使用量をWebブラウザー上でグラフ化することにより、電力使用傾向を容易に把握することができます。
■音声全文検索・書き起こしサービスPodCastle
産総研では、性能が日々向上する音声情報検索技術を開発し、インターネット上にある日本語と英語の動画音声データを対象とした音声全文検索・書き起こしサービス「ポッドキャッスル(PodCastle)」(日本語版http://podcastle.jp、英語版http://en.podcastle.jp)を2011年に一般公開し、実証実験を開始しました。
■地質調査総合センター研究資料集
すこし毛色の変わった『インターネット利用技術』ですが、産総研地質調査総合センター研究資料集は、「地質の調査」に関わる研究及び関連資料の閲覧・複写に供しているものです。鉱山関係の記載も含まれていますので、必要に応じてご利用ください。
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