> 中部センター バーチャルミュージアム > セラミックスを進化させる技術 > 新しいセラミックスの原料創製 > アルミナ焼結体 メニュースキップ
 
アルミナ焼結体
 
アルミナ焼結体
アルミナセラミックスはファインセラミックスの代表的材料で、機械的強度、電気絶縁性、化学的に安定など優れた特性を持っています。アルミナセラミックスの研究は古く、戦前から行われています。戦後は昭和50年代、名古屋工業技術試験所第5部で、「アルミナ粉体の製造履歴とその焼結性の相関性について」の研究があり、粒子形態が焼結性に影響することが見出されています。その結果、これまで焼成温度は1600〜1700℃でしたが、1300℃以下で焼成できる易焼結アルミナ粉体用の前駆体 ( NH4Al(OH)2CO3、略称AACH ) の合成法が確立されました。
戻る