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ラスター釉 / 子牛置物
 
ラスター釉 / 子牛置物
ラスター釉は、西洋で古代から作られている鉛釉をベースにした釉薬です。非常に薄い金属酸化物 ( MnO2,TiO2など ) 粒子からなる釉面が虹彩 ( lustre ) や真珠光沢を放つ豪華な釉薬です。写真は黒色に発色するコバルトの入ったマンガンラスター釉を施した子牛の置物です。
用途 置物
制作年代 昭和51年
素地 陶器素地
釉薬 マンガンラスター釉
焼成 1250℃ 酸化焼成
成形 鋳込み成形
ゼーゲル式 0.05KNaO, 0.40PbO ・0.16A12O3・1.5SiO2, 0.15CaO
福島長石10.3, 鉛白35.6, 石灰5.3, 酸化マンガン12.0,
カオリン9.9, 珪石27.0    計 100.1
添加剤 V2O52.0, CaO1.0%
五酸化バナジウム2.0, 酸化コバルト1.0
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