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砧 (きぬた) 青磁釉 / 香炉
砧青磁は中国の南宋前期時代、龍泉窯で焼かれた、やや濁りがあって青味の強い青磁釉の総称です。その釉薬の再現は陶磁器試験所時代に行われ、青磁釉の組成に微量の銅化合物を添加することで、深みのある砧青磁釉が得られることがわかりました。写真の香炉は宋時代のそれを模して作られています。
用途
香炉
制作年代
昭和初期
寸法
直径 140mm × 高さ 95mm
素地
磁器素地
釉薬
砧青磁釉
焼成
1280℃ 還元焼成
成形
ロクロ成形
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