> 中部センター バーチャルミュージアム > 伝統陶磁器を高度化する技術 > 天竜寺青磁釉 天竜寺青磁老子之像
 
天竜寺青磁釉 / 天竜寺青磁老子之像
 
天竜寺青磁釉 / 天竜寺青磁老子之像
青磁釉は最も伝統的で、ポピュラーな釉薬です。酸化鉄を少量含んだ釉薬は還元焼成で青色に発色します。その青磁釉の一つが天竜寺青磁釉です。それは磁器製造の先輩である中国の龍泉窯で焼かれた透明感のある淡緑色の釉薬で、わが国では天竜寺青磁と呼びました。写真は横たわる牛の背で瞑想する老人の像です。青色の釉薬が彫像の雰囲気とよく調和している一品です。
用途 置物
制作年代 昭和4年
寸法 幅 330mm × 高さ 230mm
素地 磁器素地
釉薬 天竜寺青磁釉
焼成 1280℃ 還元焼成
成形 鋳込み成形
戻る