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陶試辰砂 ( とうししんしゃ ) / 鋒鋩 ( ほうぼう ) 置物
 
陶試辰砂(とうししんしゃ)/鋒鋩(ほうぼう)置物
辰砂釉は真紅に発色する銅化合物を含む釉薬です。これまで呈色に再現性がありませんでしたが、硫化銅と天草陶石を用い、650℃還元焼成により、銅のコロイド粒子に起因した安定な紅色の顔料が得られました。「陶試」の言葉の由来は陶磁器試験所で開発されたことから、その名前を取り、「陶試辰砂」と呼ばれています。写真は本焼成された磁器の表面に陶試辰砂を吹き付け、還元焼成されたものです。
用途 置物
制作年代 昭和12年
寸法 幅 370mm × 高さ 150mm
素地 磁器素地
釉薬 白色透明釉
焼成 1280℃ 酸化焼成
上絵付顔料 陶試辰砂
絵付焼成 650℃ 還元焼成
成形 鋳込み成形
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