産業技術総合研究所 産総研中部センター陶&くらしのデザインコンソーシアム出展機関> 三重県工業研究所窯業研究室

G:三重県工業研究所窯業研究室

番号
品名
数量
制作意図
材質・製法
G-1
低火度磁器素地による試作品 3
当研究室では、焼成燃料を大幅に削減し、かつ魅力的な新製品となる技術を目指し、従来の高火度磁器と比較して200℃程度低い、1100℃で焼結する低火度磁器素地を開発しました。この技術については平成19年度に特許を出願し、平成20〜21年度にその実用化に向けた研究開発を進めました。
今回の展示品は、この低火度磁器素地を使用して、量産陶磁器の一般的な成形方法である圧力鋳込み成形、排泥鋳込み成形、動力ロクロ成形でそれぞれにデザイン開発した試作です。
材質:低火度磁器素地
成形:圧力鋳込み成形
    排泥鋳込み成形
    動力ロクロ成形
釉薬:低火度磁器釉(透明釉・
    乳濁釉・色釉)
加飾:サンドブラスト技法
    乳濁釉に透明釉イッチン
    描き技法
焼成:電気炉・1100℃
酸化焼成

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