産業技術総合研究所 産総研中部センター陶&くらしのデザインコンソーシアム出展機関> 茨城県工業技術センター窯業指導所「匠工房・笠間」

B:茨城県工業技術センター窯業指導所「匠工房・笠間」

番号
品名
数量
制作意図
材質・製法
B-1
B-2
B-3
笠間焼ギフト製品の開発
-伝統的笠間焼リバイバル-
10
パネル1
伝統釉薬には天然原料が使用されてきましたが、原料の枯渇・入手困難,取扱いの難しさ等の問題により、現在あまり使用されていません。
ボーダレス化とオートメーション化が進み産地品であることの意味がどんどん希薄になる中にあって、伝統技術を使う技術の継承(スキル)と共に、伝統技術を展開・発展させた現代の生活に供する器を作り出す創造性(クリエイション)は、ものづくりの原点ではないかとのコンセプトで活動しています。
今回展示した食器については食生活の道具としての器であること、機能性と共に収納性を重視しました。備え重ねた形が美しいそろばん珠に見立て、思いがけず包まれる様な見込みを持った菱形の鉢になりました。

○共同研究:笠間焼協同組合
   笠間焼リバイバル研究会・佐藤 剛(製作)
  協力機関:茨城県陶芸美術館
材質:陶器
成形:ロクロ成形
釉薬:含鉄土石を主とした鉄釉
加飾:抜き絵江戸文様
焼成:1250℃・還元焼成

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