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産総研中部センター
 
調湿建材
 
調湿タイルを用いた当センターのエントランスホール壁
当センターのエントランスホールの壁
天然原料アロフェンは、毛細管に水を強く補捉する性質があります。しかし、この特性が逆に植物の根腐れを誘発するため、これまで未利用のまま廃棄されていました。当所ではこの特性に注目し、水蒸気の毛細管凝縮に基づく調湿タイルを世界ではじめて開発しました。アロフェンで作られたタイルは室内の湿度が高くなると自動的に水蒸気を吸い込み、低くなると吐き出し、自律的に湿度を調節します。なお、調湿タイルは共同研究企業により実用化され、当センターエントランスホールの壁にも使われています。
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