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産総研中部センター
 
チタニア光触媒による環境浄化
 
光触媒をもった造花
光触媒とは光を照射すると強力な酸化力を発生し触媒となるもので、その代表的なものがTiO2です。これを用いると、ほぼ全ての有害有機物を水や二酸化炭素などに分解・無害化することができます。脱臭や抗菌、防汚・セルフクリーニング、大気中のNOxやSOxの除去、排ガス中や水中に含まれるダイオキシン類の分解などに利用することができます。当センターでは、数多くの企業と高性能の光触媒環境材料やさまざまな光触媒製品の開発を行っています。上の写真は、光触媒をもった造花です。造花全体に数μmのTiO2粒子が表面につけてありますので、家庭や車の中に置いておくだけで、室内の空気をきれいにすることができます。
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