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研究センターの概要

幹細胞工学研究センターは、幹細胞の規格化・標準化及び分化制御を目標に、2010年4月1日に設立されました。
本センターでは幹細胞の遺伝子発現や糖鎖修飾に関する網羅的情報と分化能との関連を統合的に解析することにより、幹細胞の状態を正確に規定(標準化)するための評価方法を開発しています。
また、新規遺伝子導入技術を利用した安全で効率的な幹細胞の樹立方法や幹細胞から各種組織への分化誘導技術の効率化、幹細胞制御基盤技術の創薬応用を加速するためのマイクロファブリケーションを駆使したスクリーニング技術の実用化も強力に推進しています。

≪ヒトiPS細胞を標準化するための評価方法の開発≫
幹細胞は、その由来や樹立方法、培養方法などに依存して、その未分化状態や分化傾向が変化すると考えられています。そこで本センターでは、数多くのヒト iPS細胞に関する網羅的な遺伝子発現プロファイルや糖鎖プロファイル、さらには幹細胞の分化能との関連を統合的に解析することにより、iPS細胞などの 幹細胞を正確に評価するための基準となるプロファイルの基盤情報の構築や解析方法の開発を進め、信頼できる幹細胞を判定する測定方法の精度向上を目指しま す。

≪安全性の高いヒトiPS細胞の高効率樹立法の開発≫
持続発現型RNAベクターを使って安全性の高いヒトiPS細胞の高効率樹立法の開発を進めます。また、この方法を幹細胞の分化技術やバイオ医薬品候補などのタンパク質を短期間に大量生産する技術の開発に応用します。

≪モデル生物を利用した幹細胞の分化制御因子の探索≫
試験管内で容易に臓器形成を行うことができる卓越したモデル生物(アフリカツメガエル)を利用して、ヒト幹細胞を効率的に分化制御するために必要な臓器づくりの設計図を作成し、幹細胞を効率的かつ選択的に分化させるための分化制御因子を探索します。

≪幹細胞の効率的分化制御法の開発≫
 上記のモデル生物で同定した分化制御因子などをうまく利用して、高効率に目的細胞をES細胞,iPS細胞、組織幹細胞から分化させる技術を開発し、再生医療や新薬開発のスクリーニングへ応用できる基盤技術の構築に貢献します。

≪スクリーニング技術の実用化≫
新しい細胞操作技術やのセンシング技術を応用することで、現行の医薬品リード化合物のスクリーニング技術を凌駕する細胞アッセイ法を開発します。このよう な技術開発により、現在の製薬業界で多大な開発費を占める化合物探索のコストを圧縮し期間を短縮することが期待されます。



連絡先

独立行政法人 産業技術総合研究所 幹細胞工学研究センター

〒305-8562 茨城県つくば市東1-1-1 つくば中央第4
電話:029-861-2529 FAX:029-861-3273 Eメール:stemcell_c-ml@aist.go.jp

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