現在位置> 組織 > 研究センター > 糖鎖創薬技術研究センター > 研究内容 メニュースキップ

 

糖鎖創薬技術研究センター

研究内容 -戦略課題  (→ 各チームの研究紹介 はこちら)

1. 生体適合性分子による標的化技術

生体適合性分子による標的化技術 生体適合性分子(糖、脂質、タンパク質、核酸)は生体内で分解されるので、薬剤としては不安定という弱点がありますが、最終的に体内で分解されるので長期の副作用がないという利点があります。さらに、これらの薬剤は自然環境下で分解されるので環境に優しいといえます。本センターでは生体適合性分子のこのような性質を見据えたうえで、疾患特異的な標的治療薬を目標とした技術開発を行います。
ファージは細菌に感染するウイルスで、ペプチド提示ファージライブラリーのスクリーニング(左図)は、どのような標的にも応用できるので、創薬技術として注目をあつめています。しかし、この手法は扱う人によるふれが大きく、現在のところ誰でもが使える技術にはなっていません。我々は、ファージライブラリーの手法が迅速かつ確実に進められるようにスクリーニングの標準化と自動化をすすめ、誰でもが使えるような技術に改善していきます。

2. 標的技術の評価技術開発

標的技術の評価技術開発  糖鎖や糖タンパク質を標的とする診断薬や治療薬の開発には、糖鎖とそれに結合するプローブ分子との相互作用を定量的に解析するともに、個体での体内動態や標的臓器への集積などを評価する必要があります。糖鎖とプローブとの結合は抗体等と比較してあまり強くないため、新たな定量的解析技術の開発が求められています。
そこで戦略課題2では、糖鎖などを標的としたプローブについて、液相系での標的分子とプローブの定量的結合から、細胞・組織・個体での動態評価の技術基盤を開発し、より優れたプローブの開発に貢献します。

3. 疾患糖タンパク質探索技術開発

疾患糖タンパク質探索技術開発 感染やがん化、環境ストレスなど疾患に伴って、病巣細胞では本来産生されていない、あるいは少ない構造の糖鎖が異所的に発現することが知られています。この糖鎖の構造は疾患に特異的な構造ではなく、他の正常細胞では生理的環境で発現していることもあります。そこで、異所的に発現された糖鎖をもつ、細胞特異的なタンパク質を疾患グライコフォームと呼び、これをバイオマーカーとして利用します。
本戦略課題では、病巣細胞で出現した疾患グライコフォームを捕集、同定、構造検証、定量する技術を、微量な臨床試料を対象とした探索に応用できるよう、微小化します。

4. 体内に超微量で存在する病巣細胞の糖鎖解析技術開発

 



連絡先

独立行政法人 産業技術総合研究所 糖鎖創薬技術研究センター

〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 つくば中央第2
電話:029-861-3253 FAX:029-861-3252
アドレス

ページの先頭へ