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糖鎖医工学研究センター

研究内容 -各チームの研究

マーカー探索技術開発チーム

マーカー探索技術開発チーム マーカー探索技術開発チームでは、ヒトの糖鎖遺伝子の解析から糖鎖の生物機能の解明と糖鎖機能の産業応用を目指し、以下の4つの研究課題を実施しています。
1)生体内での糖鎖機能を明らかにするためには、糖鎖を合成する糖転移酵素の遺伝子改変マウスを作製し、表現型を解析することが必要です。私たちは種々の糖鎖改変マウスを用いて、がん、免疫、生殖、発生、代謝などにおける糖鎖機能の解析を行っています。
2)糖鎖の構造はがんなどの疾患や細胞の分化によって大きく変化します。そのような変化を糖鎖遺伝子発現と糖鎖構造の両面から解析し、新たな糖鎖バイオマーカー開発を行っています。
3)細菌やウイルス感染においても糖鎖は重要な役割を果たしています。ウイルス表面の糖鎖認識タンパク質のX線結晶構造解析やウイルス表面タンパク質の糖鎖を改変することにより、ウイルス感染における糖鎖の役割を生化学的に解析しています。
4)これまで十数年に及ぶ、産総研 糖鎖研究の成果を基軸として、様々なデータベースや統合化のための技術開発を行い、国内外の糖鎖に関連するデータベースとの連携と統合化を推進しています。

マーカー検出技術開発チーム

マーカー検出技術開発チーム マーカー検出技術開発チームは生体の生理的・病理的現象を医学・生物学的視点から分子レベルで解明し、成果を診断治療法開発などによって社会に還元することを目的にしています。
 当チームではNEDOプロジェクト「糖鎖機能活用技術開発」および次世代医用技術開発などの一環として、(1)糖鎖合成関連遺伝子改変動物における生殖や免疫異常の分子機序の解析、(2)ヒト臨床検体や糖鎖合成関連遺伝子改変動物における病態病理解析、(3)糖鎖・糖タンパク質疾患バイオマーカーの開発、(4)糖鎖被覆リポソームによるデリバリーシステムの構築、等を現在行っており、近い将来バイオマーカーを用いた疾患特異的画像診断技術開発を始めたいと考えています。

糖鎖データベース開発チーム

糖鎖データベース開発チーム  糖鎖データベース開発チームでは、臨床試料を含むヒトの組織や体液、培養細胞、及びモデル生物に存在する糖タンパク質を、液体クロマトグラフィー(LC)と質量分析法(MS)を組み合わせたLC/MSショットガン分析法を用いて大規模に分析することによって、タンパク質糖鎖付加の実態やその変動についての知見を集積し、糖鎖の機能解析や疾患バイオマーカー探索の基盤情報を提供する研究を行っています。線虫(C.elegans)やマウス組織の分析によって得られた糖タンパク質の情報は、JCGGDB GlycoProtDB より順次公開しています(2008年8月、公開開始)。

診断薬開発促進班

診断薬開発促進班  診断薬開発促進班(旧・レクチン応用開発チーム)は、前身センターにおける糖鎖構造解析チームがNEDO「糖鎖エンジニアリングプロジェクト」を通して開発してきたレクチンマイクロアレイなどを基盤に、バイオマーカーの開発や内在性レクチンの発掘を目指して新たに発足したチームです。レクチン(糖結合タンパク質の総称)は、様々な特異性を有する植物レクチンに代表されるように糖鎖構造をプロファイリングする有用なツールであると同時に、私たちのヒトの体内にも未知のレクチンがたくさん埋もれていると考えられ、これらの解析は次世代グライコーム研究の柱になると考えられています。当チームでは、今まで糖鎖研究の隠れたプレイヤーであったレクチンにスポットライトを当て、ツールとしての有用性と生命認識機構の2面に焦点化し、世界に先駆けた高い基盤研究と応用研究を展開していきます。

連絡先(ユニット事務)

独立行政法人 産業技術総合研究所 糖鎖医工学研究センター

〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 つくば中央第2
電話:029-861-3253 FAX:029-861-3252
アドレス

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