植物分子工学研究グループ
トピックス

【1】組換え植物により生産されたインターフェロンーαが動物用医薬品として承認されました(平成25年10月11日)。遺伝子組換え植物体を原薬とした医薬品承認は世界で初めてです。

企業との共同研究にて開発を継続させていた、"イヌインターフェロン発現イチゴ"を原料とした剤を開発、臨床試験を終了し、認可にむけて薬事申請にかかる研究開発を行ってきました。これは、遺伝子組換え植物を用いた安価な動物用医薬品の創出を目的とした研究開発の一環です。本剤が、動物薬として認可されたため、世界で初めて、組換え植物そのものを抽出・精製せずに原材料とした医薬品が誕生したこととなります。(本研究は、製薬企業との共同開発です。)

【2】密閉型実証研究植物工場の開発

2012年12月、北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)との共同研究により、「グリーンケミカル研究所」(GCC)が産総研北海道センター内に完成しました。
http://www.noastec.jp/gcc.html

【3】「密閉型植物工場を活用した遺伝子組み換え植物ものづくり実証研究開発」の実施

2011年度から、経済産業省プロジェクト「エネルギー使用合理化技術開発等事業(密閉型植物工場を活用した遺伝子組み換え植物ものづくり実証研究開発)」を実施しています。
http://www.meti.go.jp/information/data/c110914aj.html

【4】「抗体医薬品等のバイオ医薬品の合理的開発のための医薬品開発支援技術の確立を目指した研究」を実施しています。

2010年から、医薬基盤研究所プロジェクト「組換えタンパク質の高効率・高発現が可能な新規生産基材系の開発:持続発現型RNAベクターやトランスジェニック植物を利用した革新的バイオ医薬品製造技術の開発」を実施しています。

【5】植物利用高付加価値物質製造基盤技術開発の実施

2006年度から2010年度まで、経済産業省プロジェクト「植物機能を活用した高度モノ作り基盤技術開発/植物利用高付加価値物質製造基盤技術開発」を実施しました。
http://www.ra-bio.or.jp/meti_nedo3.html

【6】密閉型遺伝子組換え植物工場の開発

2005年度、「産総研産業変革研究イニシアティブ」採択に採択され、「医薬製剤原料生産のための密閉型組換え植物工場」を開発しました。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2005/pr20050713/pr20050713.html
2007年春に竣工し、同年のグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。
http://www.g-mark.org/award/detail.php?id=33912

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