

生体を構成する核酸、タンパク質、糖鎖、脂質は、遺伝情報のプログラムの下、複雑に相互作用し生命現象を維持しています。我々のグループでは、これら生体分子の生体内における役割を調べると同時に、これらが個々に有する特徴的な性質と活性を社会生活に活用するための技術開発に取り組んでいます。加えて、生体分子の集合体である細胞の動態を詳細に調べる技術開発も進めています。化学的手法と工学的手法を用い、生体分子の本質的役割とその有益な活用技術を開発し、医療、物質生産などに貢献したいと考えています。

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生体分子工学研究グループ 津田 栄 上級主任研究員が令和元年度 低温生物工学会 学会賞を受賞 (令和2年5月)
詳細については低温生物工学会のホームページをご覧ください。 - 「低温環境に弱い線虫が氷点下で生き延びた!」 -- 学術誌に発表-- (令和元年5月) 詳細については産総研公式ホームページをご覧ください。
- 新屋大介君(北大理学部生物科学科)が、卒業発表で優秀発表賞を受賞しました!(平成29年2月)
- グループメンバーが変わりました。(平成27年4月)
- 高分子を用いた折れない微小電極を開発しました。同電極は北斗電工(株)にライセンスし、4月から製品化されることになりました。(平成26年4月)(https://unit.aist.go.jp/bpri/bpri-bimo/electrode.pdf)
- 「高い修飾効率を示す新規3'末端修飾用樹脂をジーンデザイン社にライセンス。DNA/RNA の受託合成が開始」(平成25年2月) NEW (3'-Amino CA Linker http://www.genedesign.co.jp/products/new/aminoca/aminoca.pdf)
- 「アミノリンカー化試薬が新たにChemGenes 社(US)にライセンス」(平成23年4月) (https://www.chemgenes.com/resources/tables/tables_CLP-1132.pdf)
- 「生きた細胞連続24時間以上観察可能に」(日経産業新聞 平成20年9月9日)
- 「光の干渉じまで生体物質探知」(日経産業新聞 平成20年2月25日)
- 「高性能化試薬とプローブデザイン、神奈川県工業技術大賞奨励賞」(神奈川新聞 平成19年9月28日)
- 「DNAチップ研究所と共同開発したDNAチップ(ConPath)、2007年度技術トレンド調査(第2回)実用性第3位に選出」(日経産業新聞平成19年7月12日)
- 新型アミノ化試薬が海外でも販売されることになりました。」(平成19年7月.関連記事:日経産業新聞、平成19年7月12日) http://www.sigmaaldrich.com/catalog/product/sigma/m01093hh?lang=ja®ion=JP
- 「パスウェイ解析用の新チップを開発 遺伝子解析を短縮化」(日経産業新聞、平成19年4月3日)
- 「感度、従来品の100倍;DNA研−東レ 新DNAチップ発売」(日経産業新聞、平成18年6月1日)
