第34回 「バイオロジカルズ(タンパク医薬)製造技術研究会」

セミナー開催・参加者募集

 

20161018日に厚生労働省の「ワクチン・血液製剤産業タスクフォース」より顧問からの提言が公表されました。この提言により、ワクチン・血液製剤産業は大きく変わることが予測されます。そこで、第34回目のセミナーでは、このような変革期にあるワクチン分野における現状とトピックスをワクチン関連機関よりご講演頂き、ワクチンに関する理解を深める一助としたいと思います。今回のセミナーでは、講演の後に会場からの参加を受け付ける「パネルディスカッション」を行います。関係各位のご来場ならびに議論へのご参加をお願い申し上げます。

 

【日時】    2017525日( 13301640

【場所】    馬事畜産会館 2階会議室 (座席定員100名、先着順)

(東京都 中央区 新川2丁目 -16) http://www.bajikaikan.jp/

【内容】

1.       13:30-13:35 開会挨拶

産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 副研究部門長  本田 真也 

 

――――――――――――――――【第1部】――――――――――――――――

 

2.       13:35-13:55 動向報告 ワクチン・血液製剤産業タスクフォース 顧問からの提言の紹介

一般社団法人 日本血液製剤機構 研究開発本部 研究開発推進部   柚木 幹弘

 

3.       13:55-14:25 講演 ワクチンの必要性と疫学の変化」 

国立感染症研究所 感染症疫学センター   多屋 馨子

近年、国内で接種可能なワクチンの種類が増えるとともに、予防接種法に基づく定期予防接種に導入されるワクチンが増加した。定期接種に導入されると、当該感染症の疫学が大きく変化する。ワクチンの功績の中で最も大きな貢献は、天然痘の根絶であるが、現在、世界中でポリオ根絶に向けた努力が行われている。麻疹についても、世界中がelimination(排除)に向けて努力を続けているが、日本は20153月にelimination(排除)が達成された。今後はこの維持とともに、次の目標である2020年度の風疹elimination(排除)に向けた努力が必要である。

 

4.       14:25-14:55 講演 「日本脳炎ワクチンの変遷とその必要性」

地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所   奥野 良信 

日本脳炎は、死亡率が高く、治癒しても重篤な後遺症を残す感染症で、日本では1960年代前半まで1000人前後の患者が報告されていた。今では年間数名程度の患者数であるが、東南アジア、中国、インド等では最近でも多数の患者発生がある。日本での患者の減少要因は様々であるが、日本脳炎ワクチンが果たした役割は大きい。現在の日本脳炎ワクチンは、時代とともに改良、工夫が加えられ、有効率が高く安全なワクチンとして高い評価を得ている。患者発生が非常に少ないのになぜ日本脳炎ワクチンが定期接種で接種が必要なのか、考察してみたい。

 

5.       14:55-15:25 講演 「粘膜免疫誘導型結核ワクチンの開発」

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 霊長類医科学研究センター センター長

三重大学大学院医学系研究科 連携教授    保富 康宏

結核感染症は空気感染により伝搬することから感染防御が最も困難であると考えられている。予防ワクチンとしては世界中でBCGが使用されているが、成人の肺結核においての予防効果が認められないために、現在の世界的な蔓延となっている。呼吸器や消化器等の粘膜での免疫反応を誘導するためには粘膜面に直接抗原を運ぶ必要がある。このことから現在では肺結核予防のためには粘膜免疫誘導型ワクチンの開発が必須であると考えられている。本公開セミナーでは現在われわれが行っているヒトに呼吸器感染を示す、ヒトパラインフルエンザ2型ウイルスベクター(HPIV2)を用いた粘膜免疫誘導型ワクチンについて報告する。

 

6.       15:25-15:50 休憩、及び、ご講演いただいた先生方との名刺交換の機会 (25分間)

 

――――――――――――――――【第2部】――――――――――――――――――

 

7.       15:50-16:35 パネルディスカッション 45分間)

ファシリテーター産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 副研究部門長  本田 真也

パネリスト: 柚木 幹弘

パネリスト 多屋 馨子

パネリスト 奥野 良信

パネリスト 保富 康宏

(会場からの討論参加を歓迎します)

 

8.       16:35-16:40 連絡事項および閉会の辞

産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門   広田 潔憲

 

申込(問合せ)先       産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 バイオロジカルズ研究会事務局(biologicals-ml@aist.go.jp) 

申込(問合せ)方法   「下記の申込記入事項」をご記入の上、上記メールアドレス(biologicals-ml@aist.go.jp)までご連絡下さい。お問合せも同アドレスまでお願いいたします。

申込記入事項 (下記項目を送信メールにコピーして必要事項をご記入下さい)

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