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バイオメディカル研究部門 分子細胞デザイン研究グループ

研究内容

分子細胞デザイン研究グループは、細胞や生体分子が有する高度な機能の広範な産業利用を促すため、生命体に内在する“進化しうる能力”の理解に立脚した新たなタンパク質工学技術、天然材料活用技術、薬理化合物設計技術の開発を進めています。

タンパク質のデザイン

タンパク質は生命現象を支える分子であるとともに、近年ではバイオ医薬品の創薬・製造・品質管理プロセスにおける機能性分子としても中核的役割を担う。そこで、当研究グループは、バイオ医薬品関連産業を推進する機能性タンパク質創出を目指した独自のタンパク質デザイン技術の開発を進めている。

多糖類のデザイン

微細藻類が有する物質産生機能の広範な産業利用を促すために、当グループは、物質産生機能の向上を目指した微細藻類培養法の改良と有機合成化学をベースとした微細藻類産生物質の高付加価値化技術の開発を行っている。近年は、特に微細藻類の一種であるミドリムシに着目し、ミドリムシが産生する多糖類(パラミロン)を出発原料とした樹脂やフィルムや生理活性物質など、化成品から医薬原料までのさまざまな展開を想定した材料開発を進めている。

医薬品のデザイン

新薬の開発は、数十年の歳月と数百億円の費用を伴う大変困難な研究課題です。当グループは、 医薬品創出の大幅な期間短縮とコスト削減への貢献を目指し、近年進歩の著しい機械学習技術を活用した医薬候補化合物の自動設計技術の開発を進めています。