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研究部門紹介 About BMRI

部門長挨拶

バイオメディカル研究部門は、つくばセンターと大阪府池田市にある関西センターの2拠点において60名の常勤職員を擁し、「生物機能解明」「生物機能計測」「生物機能応用」の研究を通じて「持続可能な医療」「健康と環境調和」を実現すべく活動を行なっています。またこれら研究開発を通じた人材育成を進めることにより健康長寿社会実現に貢献することも目指しております。

当部門は9つの研究グループより構成されています。「生物機能解明」を担当している研究グループは脳遺伝子研究グループ、脳機能調節因子研究グループ、細胞分子機能研究グループであり、疾患モデル生物の作製とこれを用いた疾患機構解明、特に高次脳機能の不調に関わる発症機構の解明や関連する分子の同定・解析を行なっております。「生物機能計測」についてはバイオアナリティカル研究グループ、細胞・生体医工学研究グループにより蛋白質や核酸などの生体分子の新たな計測技術の開発とその応用、疾病診断のためのバイオマーカー探索や生活環境評価技術の開発などを進めています。「生物機能応用」では分子細胞デザイン研究グループ、構造創薬研究グループ、生体分子創製研究グループ、先端ゲノムデザイン研究グループが、蛋白質や核酸などの生体分子の産業応用技術、生物由来材料や生分解性樹脂の利活用技術、ゲノム編集含む遺伝子改変技術などについて研究開発を行っています。

当部門では微生物学、分子生物学、細胞生物学、生化学、生物物理学、分析化学、有機化学、蛋白質科学など多岐の分野にわたる専門性を有する研究員が動物実験施設、各種顕微鏡、質量分析計、次世代シーケンサーなどの先端設備を活用し様々な研究開発成果を生み出しています。加えて当部門では研究開発成果をベースとした企業連携に取り組むだけでなく、これら研究開発を行っている研究員のノウハウや知識を活用し、実社会のニーズに積極的にお応えします。質の高い研究開発から真の社会課題の解決へ、これを目標にバイオメディカル研究部門一丸となって進んで参りますので、皆様からのご支援、ご協力を頂けましたら幸いです。

2024年4月1日

バイオメディカル研究部門長 萩原義久

バイオメディカル研究部門幹部:部門長 萩原義久、副部門長 新家一男・三谷恭雄、総括研究主幹 関口勇地