製造技術研究部門

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研究部門長あいさつ

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研究部門長 市川 直樹

製造技術研究部門は、日本の製造業の持続的産業競争力強化に資する製造技術を研究開発することをミッションとして、エレクトロニクス・製造領域の部門として、2015年(平成27年)4月1日に設立されました。

日本の強みと言われていた製造業は、少子高齢化や産業の空洞化という社会構造の問題だけでなく、デジタルマニュファクチャリングをはじめとする情報技術の急速な進展などにより、新しい局面を迎えています。従来の消費者への安価・高性能・高機能な製品の供給のための大量生産・大量消費を是とした製造技術から、消費者の個々のニーズの取り込みとオンサイトでの供給、限りある地球上の資源・エネルギーを将来の人類にできるだけ長く引き継ぐことへの考慮、さらには自然災害等への対応のためのレジリエンス(柔軟性)強化などへの転換が求められてきています。私どもは、国立の研究開発機関として、こうした長期的な視点での製造技術の方向性を見据え、革新的な加工プロセス・システムの開発、先端センシングデバイスを用いた測定・評価技術の開発、顧客価値や物流・製品リサイクルなども含めた設計・情報技術の開発に統合的に取り組んでいます。

特に、この第4中長期(2015-2019年度)においては、新たに開発される特性の高い素材・材料やこれまで利用されてこなかった高付加価値素材・材料に合わせた加工プロセスの最適化、異なる加工プロセスの複合化技術、加工プロセスやプロダクトのその場計測・評価技術とその設計や加工へのフィードバック、そして機能設計や加工プロセスを上流から考慮する設計情報技術を重点課題としています。それぞれ将来を見据えた先端技術の開発とその実現のための基礎的知見の集約、技術同士の統合・融合化をはかっていきます。また、これらの成果は、地域産業の活性化を念頭においた公設研や地域企業の技術との連携により、新しいものづくりのコンセプトとして、産業界への提案・実証や展開などを行っていきます。



国立研究開発法人 産業技術総合研究所 製造技術研究部門

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