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トライボロジー研究グループ

トライボロジー研究グループは、摩擦や摩耗、潤滑に係る諸問題を解決するための研究を行っています。これらの問題は産業機械だけでなく、輸送機械や家電、さらには機械以外にも、身の回りにたくさん存在します。さまざまな条件で生じるトライボロジー現象について、メカニズム解明、特性向上、最適設計などを実験と解析の両面から進め、産業振興や持続的社会の実現を目指します。

グループの研究課題または研究成果など

エコトライボロジー

エコトライボロジー

地球温暖化防止のため、大気中の二酸化炭素濃度を増加させない潤滑剤(水やバイオマスアルコール、植物油)の研究を行っています。従来使用されてきた石油系潤滑剤とは物性や化学的特性が大きく異なる、水やアルコールで潤滑するために適した摺動材料の開発や潤滑剤•添加剤と材料の化学的相互作用を利用した潤滑特性の改善を行っています。また、植物油で潤滑するために、脂肪酸の吸着能と耐食性に優れた摺動材料に適応したトライボシステムの開発を行っています。

機能性トライボロジー

機能性トライボロジー

摩擦や潤滑、摩耗には「表面」が深く関わっています。この表面に機能を持たせることで、摩擦を適切にコントロールすることができ、新たな機能発現、性能向上、省エネなどが可能になります。 例えば、表面に微細形状と分子修飾を施して表面の化学的特性を制御し、トライボロジー特性制御、および、濡れ性制御・表面への付着特性制御を目的とした高機能化表面の開発を行っています。 また、材料を高機能化することも重要で、難削材の切削加工に適した超高硬度TiCN基サーメットや、高温摺動材料として利用できる高融点かつ超高硬度のホウ化物の開発を進めています。

トライボロジー評価

トライボロジー評価

これまでに蓄積したトライボロジー評価に関する知見を活用し、様々な用途に展開しています。一例として、ステップ的に荷重を増やす往復摺動試験を応用したDLC膜の耐剥離特性評価法の開発と標準化を進めています。  また、複雑で定式化が困難な摩擦摩耗現象に対して、観察の結果から現象を確率的なものとして捉え、実際の現象の傾向を再現するシミュレーションモデルの開発を行っています.

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グループの構成メンバー

役職 名前
グループ長
是永 敦(KORENAGA Atsushi)
主任研究員
鈴木 健(SUZUKI Takeshi)
主任研究員 中野 美紀(NAKANO Miki)
主任研究員 日比 裕子(HIBI Yuko)
主任研究員
間野 大樹(MANO Hiroki)
主任研究員
村上 敬(MURAKAMI Takashi)

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