産業技術総合研究所では環境調和と競争力を両立するため、「最小の資源・エネルギー・廃棄物で最大限の機能・特性を発揮する生産プロセス」(ミニマルマニュファクチャリング)の実現を目指しております。システムの高質化には指標や評価ツールを活用し、環境負荷あるいは競争力に寄与する因子を一定の精度で分析し、推定することが不可欠と考えます。
第1回シンポジウムでの技術コンセプトを中心とした内容に続き、今回、ミニマルマニュファクチャリングの指標や評価ツールの活用をテーマとした第2回シンポジウムを開催いたしました。
2007年12月20日に行われた第2回シンポジウムでは、開会挨拶として、五十嵐研究コーディネータから、ミニマル・マニュファクチャリングのコンセプトの紹介とシンポジウムの趣旨説明がありました。つづいて、吉川理事長により、「Acceleration of Move toward Sustainability」、東北大学 石田秀輝教授により、「技術の良心―地球環境とテクノデモクラシー―」と題して、持続性社会の実現に関する2つの基調講演が行われました。さらに、(株)リコー 則武祐二先生、武蔵工大 伊坪徳宏先生、(財)JCII 内藤豊先生ら産業界、学会、産総研から4名の講演者によるショートプレゼンテーションの中では、環境指標の活用・研究事例が紹介されました。その後、パネルディスカッションが、「多様な持続性指標、評価ツールの比較・分析」「持続性指標の戦略的活用方法に関する討論」について、パネリストと会場参加者を含めて活発な議論が行われ、充実したパネルディスカッションとなりました。最後に、中浜研究コーディネータによる閉会挨拶で、シンポジウムの幕を閉じました。122名の方々にご参加をいただき、盛況なシンポジウムとなりました。
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