独立行政法人産業技術総合研究所ナノシステム研究部門 

第4回産総研ナノシステム連携促進フォーラム
−先端ナノテク材料を広範な産業に活用するために−

開催報告

第4回産総研ナノシステム連携促進フォーラムは、多数の方々ご参加をいただき盛会のう ちに終了いたしました。ご来場いただいた方々、ご意見・ご助言をいただいた方々に厚く 御礼申し上げます。本催しが、企業との連携や技術移転の実現につながるよう、ナノシス テム研究部門一同、引き続き努力を重ねていく所存です。 どうか今後とも、ご指導・ご助言のほど宜しくお願い申し上げます。

開催趣旨

2011年(平成23年)は3月11日の東日本大震災とその後の福島原子力発電所の事故が大きく日本の社会と経済を揺るがしました。一方で、小笠原諸島と平泉が世界遺産に登録され、日本の自然と文化が世界に認められ、また、九州新幹線が開通し本州と九州が高速鉄道網でつながりました。このような状況の中、今や世界第3位となった日本の経済と産業を震災と原発事故から復旧・復興させ、更に飛躍させるための研究開発は一刻も止めるわけにはいきません。2010年4月に発足した産総研・ナノシステム研究部門においても、今年度を「再出発」の年と位置付け、震災の影響で従来通りの活動が困難な中においても、ブレーンストーミングを含め、将来の科学技術および産業の種となる研究開発を行ってきました。特に、原発事故の直後から、放射性物質の回収・減量化のための研究を他省庁の研究機関や企業と協力して行い、土壌、木材、汚泥などからセシウム(Cs)を除染するためのミニプラントの設計・試作を推進しています。今回で第4回目となる本フォーラムにおいては、そのCs除染システムを含め、新材料として注目されているグラフェン、カーボンナノチューブ、ナノ粒子、無機・有機ELなどについての最新の成果を紹介させていただくとともに、28件のポスター発表を行います。これにより産業界の皆様と、より密接な連携関係を構築する素地ができればと願っております。今後にわたって、どうか宜しくご指導・ご助言いただければ幸いです。

独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 部門長 八瀬 清志

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