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世界的な燃料低炭素化の潮流の中、天然ガスは環境特性に優れた化石燃料であるため、先進諸国を始め世界的に消費が増加しています。わが国においても昨年の輸入量が7000万トン、輸入額が4兆5000億円を超えており、その長期的な安定供給確保のための取り組みは喫緊の課題です。
新たな天然ガス資源として期待されているメタンハイドレート資源の開発について、産総研はこれまで減圧生産手法を開発し、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構と共に、カナダ極域における陸上産出試験によってその実証を果たしてきました。
本資源の商業的生産を実現するためには、生産性及び回収率を向上させること、安定な生産性を確保すること、高速かつ高精度な生産性・生産挙動予測技術を確立することが研究開発要件として明らかになってきました。
本研究センターは、上記の要件を達成するための生産技術の開発およびハイドレートの機能を活用した省エネルギー技術開発に取り組み、持続的経済社会の発展にとって不可欠である環境特性の高いエネルギーの安定供給の確保と新たなエネルギー産業の創出に貢献します。また、係る分野の研究者・技術者は絶対的に不足しており、技術開発後に遅滞なく商業化するための技術移転や人材育成を行う世界的な中核拠点としての役割を果たします。
2009年4月1日
メタンハイドレート研究センター
研究センター長 成田英夫
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