産総研イノベーションスクール制度の概要
概要
産総研では平成20年度から「イノベーションスクール」を開講しています。 博士号を持つ若手研究者を産総研のポスドク(産総研特別研究員)として受け入れ、特定の専門分野について科学的・技術的な知見を有しつつ、より広い視野を 持ち、異なる分野の専門家と協力するコミュニケーション能力や協調性を有する人材として育成することを目指しています。 「産総研イノベーションスクール制度」では、基礎研究から製品化研究までをカバーする 「本格研究」に必要な各種講義や演習だけでな く、産総研の人材育成に協力いただける企業の現場における実践的な On The Job Training (OJT)な ど、産総研独自の特徴あるカリキュラムを通じて、企業をはじめ社会の様々な重要な場で即戦力として活躍できる人材を輩出させ、社会的なニーズと有用な人材 のミスマッチを解消することに寄与していきます。
参加方法
産総研イノベーションスクールでは、公募の上でポスドクとして博士人材を雇用します。公募については「応募者の皆様へ」をご参照下さい。また、産総研で技術研修を行っている博士課程大学院生はカリキュラムの一部に参加できます。受入担当研究員を通じて申請して下さい。
カリキュラム
産総研イノベーションスクールは単年度のカリキュラムで行っています。- 産総研OJT 〜 産 総研の研究ユニットで「本格研究」に取 り組みます。
- 講義・演習 〜 環境エネルギー・標準化・知的財産に関する講義のほか、企業講師による講義、コミュニケーション演 習などを行います。
- 企業OJT 〜 二ヶ月から数ヶ月間、企業での研修を行います。
産業界との連携
産総研イノベーションスクールでは既に100社以上の企業で研修を行いました。研修先を含む民間企業に多数の博士人材を輩出しています。
詳しくは「企業の皆様へ」および「これまでの成果」をご参照下さい。
用語解説
本格研究
産総研では、未知現象より新たな知識の発見・解明を目指す研究
を「第1種基礎研究」、既知の知識を幅広く選択・融合・適用する研究を「第2種基礎研究」、またプロトタイプなどの社会が利用可能な最終成果物を創り出す
ための研究を「製品化研究」と呼びます。
研究テーマを未来社会像にいたるシナリオの中で位置づけて、そのシナリオから派生する具体的な課題に幅広く研究者が参画できる体制を確立し、第2種基礎研
究を軸に、第1種基礎研究から製品化研究にいたる連続的・同時並行的に進める研究方法を「本格研究(Full Research)」と呼んでいます。
(より詳細についてはこ
ちらをご参照下さい。)
企業On The Job Training (OJT)
具体的な仕事の実践を通じて、必要な知識・態度などを指導・修
得する職業訓練手法を「On The Job Training (OJT)」と呼びます。
産総研イノベーションスクールでは、「パートナー企業」等の協力により、企業の研究開発現場において2〜数ヶ月の期間、研究開発の経験を積みます。これに
より得られる自らの技術の向上や企業での現場体験により、より広いキャリアパスイメージを獲得することを目指します。
過去の企業OJT先、OJT受入可能な企業は「連携企業のページ」をご覧下さい。
連絡先
独立行政法人 産業技術総合研究所 イノベーショ ン推進本部 イノベーションスクール
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1
-1-1 中央第2
電話:029-849-1600 (内線: 222-41600),FAX:029-862-6130, Eメール:school-jimukyoku@m.aist.go.jp



