産総研技術シーズ紹介セミナー

場  所: 札幌大通サテライト  (札幌市中央区大通西5丁目8番地 昭和ビル1階
対  象: 北海道内の企業経営者及び開発担当者等
参加人数: 30名程度(尚、定員になり次第、締め切らせて頂きますのでご了承下さい。)

開催スケジュール

第1回: 11月25日(金) 17:00〜19:00 「アスベスト問題の実際」

 アスベスト(石綿)は,「奇跡の天然素材」として私たちの近代生活を支えてきました。 近年,その吸引と悪性中皮腫瘍などの重い肺疾患との関係が明らかになり, アスベストの使用が禁止されるに至りました。 原因物質の吸引後,長い時間を経て発症するのがこの種の肺疾患の特徴であり, 使用禁止となった今日以降も患者は増えると予想されます。 今後,安全衛生管理や環境などの観点から様々な対処指針や規制の一層の浸透が図られるでしょう。
 アスベスト問題は多くの側面を持ちます。 これらのうち,アスベストがどのよう鉱物で,地球上のどのような場所で生成され, どこで採掘・生産してきたか,を中心にお話します。 また,アスベストを検出・分析する上での問題点について理解を深めていただきたいと思います。 さらに,アスベストの用途・規制・曝露経路・予想される影響を概括し,産総研での取り組みについて紹介します。

講演者: 地質情報研究部門統合地質情報研究グループ
兼 北海道産学官連携センター シニアリサーチャー 中川 充 氏
第2回: 12月15日(木) 17:00〜19:00 「CoBITとその応用事例」

 ユーザが向いている方向の対象に関する音声情報を自然な動作で 取得し、数種の合図を発信できる無電源小型情報端末CoBIT、および、 Webマイニング技術と協調したユビキタスセンサ/ディスプレイ環境における コミュニティ創成研究について紹介します。 展示、イベント、商店街、観光地などの場でどのように活用するかは、皆様のアイデア次第です。

講演者:情報技術研究部門 実世界指向インタラクショングループ
グループ長 西村 拓一 氏
第3回: 1月26日(木) 17:00〜19:00 「微生物で低温発酵や環境修復を効率化」

 低温発酵(低温下での物質生産・変換プロセス)や低温加圧発酵の世界は、 広大な海と同様にまだ多くの可能性や利用性を秘めています. 新しい高付加価 値製品の創出や用途の拡大に、本技術が広く利用されることを期待しています。 また、微生物は環境の診断や修復技術開発にとっても有益です。

講演者:生物機能工学研究部門 生物資源情報基盤研究グループ
主任研究員 丸山 明彦 氏
第4回: 2月10日(金) 17:00〜19:00 「光触媒技術とその活用法」

 光触媒に光を当てるとオゾンよりもはるかに強い酸化力が発生し、 ほぼ全ての有害有機化学物質を水や炭酸ガスなどの無毒・無臭の物質に分解することができます。 そのため、光触媒は有害な薬品や化石燃料を使用しないで、 太陽光などのそこにある光のエネルギーを利用して有害化学物質を安全に分解・無害化でき、 処理後に余計な有害物質を出さず、水処理、セルフクリーニング・曇り止め、抗菌防かび、 大気浄化、空気浄化(脱臭・排ガス浄化)など、環境分野の幅広い応用が可能です。 そして、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因物質や汚れなどの分解や、抗菌防かび、脱臭など、 いろいろな機能を同時に利用することが可能であるため、 環境の世紀と言われている21世紀の期待の技術です。 近年、この光触媒を利用した関連製品の市場は急拡大しており、 2020年には環境ビジネスは日本国内で58兆4千億円の市場規模に成長すると試算されていますが、 そのうちの3兆9千億円は光触媒が占めると予想されており、 日本発の技術としてこれからの大きな発展が期待されている光触媒技術とその活用法について紹介します。

講演者:サステナブルマテリアル研究部門 環境セラミックス研究グループ
グループ長 垰田 博史 氏
第5回: 3月2日(木) 17:00〜19:00 「ブラックシリカとは何か?」

 ブラックシリカとは一言でいえば炭の混じった珪酸成分の多い砂です。 砂の特性と炭の特性を併せ持ちますが、特別な効能を期待できるものではありません。

講演者:産学官連携推進部門
産学官連携コーディネーター 太田 英順 氏

参加ご希望の方は下記項目を、 R&Bパーク札幌大通サテライトまでお知らせ下さい。

(1)参加希望日  (2)参加者氏名  (3)会社名  (4)会社住所 (5)連絡先電話番号

【参加申込先】R&Bパーク札幌大通サテライト(HiNT)  担当 金子
   札幌市中央区大通西5丁目8番地 昭和ビル1階
   TEL 011-219-3359  FAX 011-219-3351