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地圏資源環境研究部門

「沿岸域塩淡境界・断層評価技術高度化開発」研究

地下水研究グループ・物理探査研究グループ
成果概要

北海道幌延町において、地下水研究(深部地下水の観測 と広域地下水流動解析)と物理探査研究(陸域の地震探 査・電磁探査等と浅海域の電磁探査)のコラボレーションに より、深部地下の地質構造や水文環境を高精度に把握し、 超長期的に安定した不動地下水の存在を探る研究が資源 エネルギー庁の委託のもとに開始された。

研究内容

全体で5年計画のうち、初年度である19年度は、陸域の物 理探査調査と広域地下水流動解析が実施された。次年度 以降の研究のため、沿岸域の実験サイトにおいては、ボー リング(写真)が開始された。掘削が完了すると、孔間試験 や単孔試験が実施され、概要調査における試験精度向上 を目的とした試験方法の吟味がなされる予定である。さら に、本年度は浅海域での電磁探査のため、海域用の新型 探査装置の開発を実施した。次年度以降の本格的な研究 が期待される。

幌延町浜里地区の現場

産総研幌延事務所の開
所式で挨拶する丸井P

図:幌延町浜里地区の現場、 海岸から2 0 0 m の地点で 1,000m級の観測井と実験井 を掘削し、深部地下水実験 を行う予定。 (上図)

産総研幌延事務所の開 所式で挨拶する丸井PL、町 役場・農協・現地企業など 多くの参加者に産総研の研 究内容を説明した。(下図)

研究成果はどう使われるか

 本研究の成果は日本原子力研究開発機構ならびに電力 中央研究所の成果と統合され、地層処分に係わる沿岸域 研究の取りまとめとして体系化される予定である。

本件問い合わせ先
丸井 敦尚(marui.01半角アットマークaist.go.jp)