地熱とは文字どおり地下にある熱のことです。地球全体として見ると中心部に近いほど温度が高く,地表から地下にむかって100mで3℃くらいの割合で温度が上がり, 地球中心部では約6000℃にもなります。また活火山の地下には融けたマグマが地下深部から上がってきているため,他の場所より異常な高温となっています。 このような地下の熱をエネルギーとして利用しようと考える場合に地熱資源と呼びます。人間が掘って利用できるのは現在のところ深さ3kmくらいまでです。
文字どおり地熱を利用して発電しようというのが地熱発電で,既に実用化されています。 火山付近の高温地域の地下に自然に溜まっている高温高圧の水蒸気をボーリングで取り出し,その圧力でタービンを回して発電します。 タービンを回すところから先は火力発電や原子力発電と同じですが,元になる水蒸気が天然のものであるため燃料が不要なクリーンエネルギーです。 そのほか,それほど高温高圧でない熱水を取り出して水より沸点の低い液体を加熱・気化させて発電するバイナリー発電というものがあり, また高温だけど水分の無い場所に水を注入して高温蒸気となったものを取り出して発電する高温岩体発電も実用化の一歩手前となっています。
地熱発電(Wikipedia)
火山の国の地熱エネルギー(東北地熱資源開発促進連絡協議会)
お子様向
バーチャル未来科学館・地熱発電(秋田県)
お子様向
地熱発電とは(資源エネルギー庁)
地熱発電ってなんだろう?(九州電力)
お子様向・おすすめ
地熱発電の基礎知識(地熱エンジニアリング)
もちろん発電以外にも熱を直接利用することができます。おなじみの温泉も地熱利用のひとつですね。 温泉には自然に涌いて出るものと,ボーリングを掘って取り出すものがあります。 温泉の利用法としてお風呂のほか,温水プール,道路などの雪を融かす,暖房,温室,魚の養殖など,いろいろな使い方ができます。 また,特に高温というわけではないのですが,地下は一年中ほぼ一定の温度なので,これを利用した冷暖房などが,どこでも使える「地中熱」として最近注目されています。
◆温水プールなど
◆空調・融雪
◆農業・植物園
ドリーム・ヒル中谷(北海道渡島支庁)
昭和新山地熱利用熱帯植物園(北海道胆振支庁)
函館市営熱帯植物園(楽天トラベル)
栗駒フーズ(皆瀬村・2005.3.22湯沢市に合併)
温室農業(秋田県地熱開発利用センター)
シクラメン温室(皆瀬村)
地熱発電廃水利用農業施設(東京都八丈町)
◆その他
地熱蒸し料理(大分県)
上記以外にもまだまだあるでしょう。関連サイトや事例などご一報いただければ幸いです。


