情報基盤

Research Core for Deep Geological Environment / AIST

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日本国内の地域地質に関する情報は,国や研究機関などから種々の形で出版・公表されています.これらの情報の全てを参照することは非常に困難ですし,それぞれの情報に含まれる地質の分布,年代,分析値等は,それぞれまちまちです.そのまま,これらの膨大なデータをもれなく利用することは,逆に最も不正確な情報の精度に影響を受けてしまいます.必要な精度以上の情報だけが,なるべく多くのソースから得られることが理想です.

情報基盤として必要な条件は,可能な限り情報を広く集約することによる「網羅性」とともに,それぞれの情報の「精度」や「品質保証」が提供されていることです.空間分布や地域性に非常にばらつきのある地質情報にとって,正確な位置情報の管理も不可欠です.このようなことから,われわれは以下の構造をもった複合データベースとして,「網羅性」と「精度・品質保証」を同時に満たしたシステムを構築することにしました.

  • 地質図や同様の緯度経度に関わる地球科学情報を表示した図面類を,GISシステムにより電子化して基盤GISデータとして蓄積します.
  • これらの地図情報に関連する,分析値や地球物理学的データなどからなる数値情報や,文献などによる「地層名や断層名」,「地質時代」,「地質の記載」などの文字情報などを,個々の要素データベースとして蓄積します.

これらのデータベースを,相互に有機的に関連付けることにより,利用する側からは一つのデータベースとして扱える複合データベースを情報基盤と呼びます


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  • 新潟県の一部を例とした,データベース構造の具体的な表示イメージ