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産総研中国センター見学瀬戸内海大型水理模型

瀬戸内海大型水理模型




 瀬戸内海大型水理模型の建設は、昭和47年2月に着工され、昭和48年5月に完成した。鉄骨構造で制作した模型建屋は、高さ23m、長さ230m、内海部の幅50m、紀伊水道及び豊後水道部の幅は100m、実験の面積は約17,300uである。
 水理模型は、水平縮尺1/2000、垂直縮尺1/159の歪み模型で、その建設は瀬戸内海海底地形図に従って行った。海底地形図の原図は、海上保安庁から提出された測深図をもとに制作した。水面の広さは約7,500u、一回に使用する水量は約5,000トンである。
 水理模型内に潮汐を発生させる装置は紀伊水道、豊後水道及び関門海峡の3起潮室に設置され、中央制御室にある電子計算機を用いた潮汐発生制御システムによって運転制御される。また、実験場内には各種計測装置、観測機器などが設置されており、その規模は世界最大級の水理模型試験場である。
 この大規模な水理模型を用いて、瀬戸内海の海流現象、大規模埋め立て計画や排水放流計画の適否、海水交換性の把握、潮流制御による流況改善など瀬戸内海全域の水質保全のための研究が行われている。



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