ITとサービスの融合による新市場創出促進事業
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 近年、デジタル技術やインターネット環境の著しい進展により、音楽、映像、活字分野などの情報をデジタル表現したコンテンツ(以下、デジタルコンテンツという)の流通が多種多様化される中で、デジタルコンテンツの利用機会が拡大されています。
 しかしながら、デジタルコンテンツの利用については、収益構造に係る権利処理が煩雑であり、また、権利処理にコストがかかるため、利用者負担が増大し、十分な活用が進んでいないという現状があります。また、デジタルコンテンツが有する複製や伝達の容易性という特色から、不正な利用や権利侵害等により、潜在的な市場が阻害されているとの指摘があります。
 そのため、著作権情報の集中管理等による迅速かつ柔軟な権利処理システムの整備や権利侵害を阻止する技術の構築による収益構造の確保が期待されています。

 そこで本事業では、以下2件のIT技術を活用した固有IDによる統合管理技術の基礎調査や実証事業を行います。
 
① 「多元型権利処理システム」の基本設計及び検証
 デジタルコンテンツの権利者、利用の許諾を与えることができるコンテンツホルダー、 配信事業者等の利用者間の権利処理の方法については、権利許諾を一任する「一任型権利処理」と権利許諾を一任せずに、権利者が自ら許諾、利用制御を行う「多元型権利処理」がありますが、「多元型権利処理」に関しては、より権利処理が煩雑であり、効率的な運用システムが構築されておらず、円滑な権利処理が実現されていません。
 ここでは、デジタルコンテンツの権利者やコンテンツホルダー自らが許諾、利用制御、価格設定を行う「多元型権利処理システム」の在り方を、IT技術を利用した契約・取引コストの権限という視点から複数検討し、システムの基本設計及び実証事業を行います。

   ≫ 多元型権利処理システム


② 映像コンテンツ等の追跡技術の基本設計及び検証
 映像コンテンツ等について、特定の映像コンテンツ等を追跡し、当該映像コンテンツ等の利用に関して許諾が与えられていないものを特定し、必要に応じて権利行使が可能となるような法的な対応策や実効性のある削除要求などを検討します。

   ≫ 映像コンテンツ等追跡技術

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