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活断層評価研究チーム Active Fault Evaluation Team


■主な研究内容

高山・大原断層帯,牧ヶ洞断層のトレンチ調査(岐阜県高山市)
高山・大原断層帯,牧ヶ洞断層のトレンチ調査(岐阜県高山市).
活断層は,一般的に千年から数万年という長い活動間隔で大地震を発生させます.活断層評価研究チームでは,内陸および沿岸海域の活断層について,主として地形・地質学的な手法を用いて過去の活動の歴史を解明し,それをもとに将来の大地震の発生を予測する研究を行います.また,隣接する活断層の連動や,通常の調査では認定しにくい活断層についても,新たな評価手法の開発を行います.さらに,活断層に関するさまざまな情報をデータベース化し,インターネットを通じて社会に発信・提供しています.


研究チーム長:吉岡敏和 Toshikazu Yoshioka  HP

学生時代からかれこれ20年間以上にわたり,活断層の地形地質学的研究を続けてきました.特に横ずれ活断層の形態に興味を持っています.これまで行ってきた日本各地やトルコでのトレンチ調査,地震断層調査等の経験を生かして,現地調査から調査データの整理,評価手法の検討を経て断層活動の将来予測まで,一貫した流れを持った研究を進めたいと思っています.

■チームメンバー紹介

吾妻 崇 Takashi Azuma  HP

地形学および第四紀学を専門分野として,段丘地形を指標とした平野・盆地の地形発達および最近地質時代における地殻変動の研究を主に行っています.今までは,特に褶曲・衝上断層帯における活断層の活動様式に関心を持ち,日本海東縁地域を研究対象地域としてきました.活断層研究センターでは,平成14年度から黒松内低地断層帯(北海道)および邑知潟断層帯(石川県)の断層活動履歴調査を担当しています.


宮下由香里 Yukari Miyashita  HP

全国主要活断層の活動性を評価するための調査研究を行っています.これまでに担当した関谷断層(栃木県;左図参照)と牛首断層(富山県)のトレンチ調査(合計8個)において,100%の断層的中率をもつ運の強さがとりえです.当センターに来るまでは,高温型変成岩やマイロナイト,シュードタキライトといった断層岩の研究をしていました.断層を地下から地表まで理解できる地質学者を目指しています.


丸山 正 Tadashi Maruyama

活断層から発生した過去の地震の履歴や変形様式を調べて,将来の地震像を予測する研究を行っています.南部フォッサマグナ地域の活構造を中心に調査を行っています.2004年新潟県中越地震や2008年岩手・宮城内陸地震の地震断層調査も担当しました.今年度から沿岸域の活断層調査にも挑戦します.


楮原京子 Kyoko Kagohara

変動地形を軸に,構造地質学や反射法地震探査などの手法を取り入れながら,活断層帯の地表変形と地下の断層構造との関係や,断層帯の発達過程を明らかにする研究を行ってきました.特に,秋田県・横手盆地東縁断層帯など東北日本の逆断層帯を研究対象としてきました.活断層・地震研究センターでは,沿岸海域の活断層を対象に,その性状と活動性を明らかにするための調査研究を行います.


近藤久雄 Hisao Kondo

地形・地質学的な手法を用いて,活断層から発生した大地震の繰り返しを具体的に明らかにする研究を行っています.特に,大地震の発生時期とずれの量を同時に復元し,断層活動がどのように繰り返され,どのような大地震が発生してきたかをモデル化することを目標としています.これまでは,主にトルコの北アナトリア断層,丹那断層,糸魚川−静岡構造線で調査研究を行っています.


谷口 薫(テクニカルスタッフ) Kaoru Taniguchi

これまで全国の主要な活断層の長期評価に必要な資料のとりまとめや活断層の位置・形状に関する検討を行ってきました.センターでは,活断層におけるセグメンテーションと最大地震規模に関する推定手法の検討と活断層データベースの整備を行います.そのほか,糸魚川−静岡構造線,阿寺断層,韓国,台湾,ミャンマーなどで変動地形調査やトレンチ調査などを行っています.



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