内陸地震の評価手法の高度化
東南海・南海地震を対象とした地下水等総合観測施設の新規整備を行い,既存の観測データと統合して解析し,駿河トラフ・南海トラフで発生する東海・東南海・南海地震の短期予測を目指します.また,沈み込み帯に面した沿岸域での地形・地質調査に基づいて,数千年オーダーでの地殻変動と津波発生履歴を復元し,連動型巨大地震の履歴と発生メカニズムの解明を進め,その発生時期の予測精度の向上を目指します.
活断層周辺の地形・地質調査・物理探査に基づいて,数千年オーダーの地表変形を復元し,数値シミュレーションを加えて,活断層変位に伴う地表付近の変形予測モデルの構築を目指します.特に堆積物の厚い平野域に分布する活断層が与える広域的な変形について予測モデルの構築を進めます.また,地震動予測についても,地形・地質情報も考慮した震源断層モデルや地盤構造モデルの高度化を取り入れた予測を行います.